山尾氏や蓮舫氏だけではありません。北村晴男氏、世良公則氏、ラサール石井氏など芸能人著名人が参院選出馬に続々名乗りです

山尾しおり氏や蓮舫氏の出馬で注目が集まる参議院選挙ですが、他にも芸能界や有名著名人が名乗りを上げています。

「行列のできる法律相談所」に出演で有名な弁護士の北村晴男氏は30日、自身のユーチューブチャンネルの動画で、参院選（7月3日公示、20日投開票）の比例代表に日本保守党から立候補することを明らかにしました。「急遽決めたことだ。このままでは日本が壊れてしまうと思った。これが最大の理由だ」と述べたとのことです。北村氏は安倍元総理の政治を非常に評価していました。安倍元総理亡き日本を憂いていて、SNSでも保守的な投稿が目立っていました。

もう一人、ミュージシャンの世良公則氏が1日、大阪選挙区から無所属で出馬する考えを表明しました。世良氏は今の日本の政治に危機感を持った内容をSNSに投稿し、主に保守層から高い支持を集めています。

また、タレントのラサール石井氏が比例代表に社民党から立候補することを正式に発表しました。北村氏や世良氏とは違い、石井氏は極端に左に寄った発言で時折炎上していました。

お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦の弟でプロダンサーの「FISHBOY（フィッシュボーイ）」こと中田フィッシュ氏も参院選比例代表で自民党から立候補する予定です。

経済産業省出身で経済評論家の岸博幸氏も自民党の比例代表の公認候補として内定しています。

元K―1　WORLD　GPウエルター級王者で総合格闘家の久保優太氏は比例代表に日本維新の会から立候補するとのことです。

世間の一部では「タレント議員」と批判する風潮があるようですが、「世襲議員」と同じく、十把一絡げにしてしまうのはいかがなものかと思います。現職にはタレント出身の議員や知事もいます。レッテルを貼るのではなく、人物をしっかり見定めて、相応しいかどうか判断することが重要ではないでしょうか。