石破首相が、加藤財務相が総裁選中に主張した旧姓の使用拡大を法的に担保する案を肯定的に評価しています。。。

召集された通常国会で立憲民主党が力を入れているのが選択的夫婦別姓の実現です。この立憲民主党の姿勢に呼応する形で石破首相が党内の議論をまとめる姿勢を示しています。

問題点も指摘されている選択的夫婦別姓について、石破首相の前のめりの姿勢に危機感を感じ得ませんが、石破首相がネット番組で気になる発言をしています。

旧姓の使用拡大を法的に担保する案が選択肢になるとの考えを示したのです。この案は加藤財務相が総裁選中に主張していた案です。

反発の声もある選択的夫婦別姓を実現したいのであれば、保守層も納得できる加藤財務相の案を中心に検討するべきです。

石破首相がついに言及した旧姓の使用拡大

立憲民主党をはじめとする左派政党が力を注いでいる選択的夫婦別姓ですが、石破首相が代表質問に対して『国民の関心が極めて高く、いつまでも結論を先延ばししていい問題とは考えていない』と語りました。

石破首相がこのような発言をしたため、自民党内の議論が活発になると思われますが、気になる発言を石破首相はネット番組でしています。

これに先立ち首相は26日に放映されたインターネット番組で、通称(旧姓)の使用拡大を法的に担保する案が選択肢になるとの認識を示した。各種世論調査で、通称使用拡大を支持する回答が4~5割で「これが一番多い」と主張。今夏の参院選前に結論を出す認識も示した。
引用元 選択的夫婦別姓は参院選前に結論 石破首相 「議論の熟度高める」

この石破首相が言及した法的担保を伴う旧姓の使用拡大ですが、石破首相が言及する前に言及していた人物がいます。

それが総裁選に挑んだ加藤財務相です。

加藤財務相は総裁選で『家族同姓制度は維持しつつも、まずは法的な、社会的な、不都合を解決する。旧姓について、いわゆる通称使用にとどめることなく、法律上の姓として使用を認めることもあり得る。』と語っていたのです。

石破首相が言及したことをみれば、いかに加藤財務相が総裁選の時に現実的な案を提案していたかがわかります。

石破首相には、立憲民主党が主張するような選択的夫婦別姓ではなく、保守層の納得を得るためにも加藤財務相の案を推進するべきだと思います。

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