連合の推薦を得た福山前幹事長に試練です。。。京都と静岡で国民民主党と日本維新の会が相互推薦で最終調整です。。。

今夏の参議院議員通常選挙は立憲民主党の命運を左右する選挙になりますが、その中で京都選挙区には注目が集まっています。

立憲民主党の福山哲郎前幹事長が立候補を予定している選挙区ですが、日本維新の会が候補を擁立しようとしています。更にその日本維新の会と相互推薦をしようとしているのが国民民主党です。

府議補欠選挙で惨敗を喫した立憲民主党に試練です。。。

吉報が舞い込んでいた福山前幹事長。。。

厳しい戦いになるのではと予想されている福山前幹事長ですが、前幹事長が厳しい選挙戦を強いられるとは立憲民主党の勢いは完全に失われていると言えます。

厳しい選挙戦になりそうな福山前幹事長の元に吉報が飛び込んできたのは、つい数日前のことでした。

連合は14日の中央執行委員会で、夏の参院選京都選挙区(改選数2)で5選を目指す立憲民主党現職の福山哲郎前幹事長の推薦を決めた。連合京都が13日に推薦方針を決め、連合中央に上申していた。

連合京都によると、上申理由は福山氏のこれまでの実績に加え、もう一つの支援政党である国民民主党が独自候補を出すことはないと判断したためという。
引用元 立民・福山哲郎氏に連合が推薦決定 参院選京都、国民が候補擁立なしと判断

支持団体の連合が福山前幹事長への推薦を決定したのです。福山前幹事長にとって心強いことだったに違いありません。

この連合の決定を受けて、泉代表もホッとしたことだと思います。ですが、ここで試練です。

国民民主党と日本維新の会が相互推薦を最終調整。。。

福山前幹事長が厳しい選挙戦になると指摘される背景には、国民民主党の前原氏の発言がありました。前原氏は福山前幹事長への選挙協力に否定的な姿勢を貫いていたのです。

その前原氏が所属する国民民主党と日本維新の会の参議院議員通常選挙での動きが報じられました。

日本維新の会と国民民主党が夏の参院選で重視する選挙区に限定し、「相互推薦」を行う方向で最終調整していることが19日、分かった。国民民主は京都選挙区(改選2)に立候補する維新候補を支援し、維新は静岡選挙区(改選2)に出馬する国民民主系の無所属候補を後押しする。複数の関係者が明らかにした。

維新は京都選挙区を「最重要地区」(藤田文武幹事長)と位置付けている。京都では国民民主の前原誠司元外相が強い影響力を持っており、維新にとっては追い風となりそうだ。一方、福山哲郎前幹事長が5選を目指している立憲民主党などにとっては逆風になる可能性がある。
引用元 〈独自〉京都と静岡で「相互推薦」 維新と国民民主が最終調整

日本維新の会は、昨年の衆議院議員総選挙で大阪を中心に大躍進を果たしました。そして、その勢いは京都にも及び、立憲民主党が惨敗を喫した京都府議補欠選挙で当選を果たしたのは日本維新の会の候補でした。

京都府議補欠選挙の結果と日本維新の会の藤田幹事長が京都選挙区を『最重要地区』と位置付けていることを考えれば、福山前幹事長の選挙は厳しい戦いになるのではないでしょうか。

立憲民主党の結党時のメンバーであり、枝野―福山体制の当事者が仮に落選をしたら立憲民主党へのダメージは計り知れないものになります。

党の支持率は伸びず、そして強敵の日本維新の会への国民民主党の相互推薦は、福山前幹事長に『引退』を突きつけることになるのでしょうか。注目です。

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