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デジタル庁、入国手続オンラインサービスのシステムバージョンアップを実施




デジタル庁は、入国手続オンラインサービスのシステムバージョンアップを実施し、従来の入国審査や税関申告の手続きに加え、これまでMy SOSアプリで提供していたファストトラック機能が追加され、入国時の必要手続をワンストップで行なえる仕組みを考えています。

 コロナ禍における水際対策の一環として2021年12月20日から導入されているサービスだが、2022年10月3日に大幅リニューアルを実施(登録できるのは11月1日0時から)。これまで別々だった、厚労省の入国者健康居所確認アプリ「MySOS」による検疫(ファストトラック)と、Visit Japan Web旧バージョンによる入国審査/税関申告の手続きを一本化した。

そのほか新バージョンでは、これまで2か国語(日本語/英語)のみだった利用言語を5か国語(日本語/英語/中国語[簡・繁]/韓国語)に増やし、オフライン操作も可能に。また1アカウントに家族情報を追加登録したり、複数の入国予定情報を登録したりできるよう改良を加えた。デジタル庁はこれら機能拡充により、今後さらなる増加が見込まれる入国者の利便性向上に寄与するとしている。

なお「MySOS」での検疫(ファストトラック)登録は11月1日以降終了となる。デジタル庁は「一定の移行期間を設けており、入国日やご利用の状況により異なる」としているものの、今後入国予定のある人には新しい「Visit Japan Web」での余裕をもった登録を呼びかけている。

また11月1日の本格的導入を前に開設した新バージョンの専用ページでは、本サービスの詳しい案内を行なっている。利用の流れは以下のとおり。

■ 利用の流れ
入国(または帰国)前に行なうこと

STEP0:アカウント作成・ログイン
STEP1:利用者情報の登録
STEP2:スケジュールの登録
STEP3:必要な手続きの情報登録

日本到着時に行なうこと

STEP4:入国・帰国の手続きでQRコード表示

引用元 デジタル庁、入国手続きサービス「Visit Japan Web」を11月1日よりリニューアル。検疫/入国審査/税関申告を“一本化”

オンラインサービスのシステムであるVisit Japan Webでは、日本に入国する外国人および帰国する日本人向けのサービスであり、主要空港である成田、羽田、関空、セントレア、福岡、新千歳、那覇でのファストトラック・入国審査・税関申告の3つの手続きを、Web上でまとめて事前登録できるというものです。

このようなシステムを利用することで、日本入国時の検疫手続きで紙の書類の記入や提出がなくなるなど、手続きが簡素になり、スムーズな入国が可能であり、ファストトラックを利用する方が増えるほど、空港での混雑解消につながるため、日本に入国予定の方の利用に適しているとして考えられます。



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