新型コロナの感染拡大の際に必ず現れる日本医師会の中川会長。「最大の危機」と指摘⇒危機を煽るのは何回目ですか??具体策は安定の0。。。
新型コロナの感染拡大が大阪府を中心に起きていますが、日本医師会の中川会長は「危機」だと訴えています。中川会長は、会長就任以降、事あるごとに「危機」と言葉を発してきましたが、もはやオオカミ少年です。
しかも、どれだけ月日が経とうとも具体的な策は、マスコミ報道を介して一向に聞こえてきません。
「危機」という言葉を、国民に「慣れさせた」中川会長。まるでオオカミ少年。。。
大阪府は、4月13日には過去最多の新規感染者数を記録しました。
大阪府での新規感染者が増加傾向な中、日本医師会の中川会長は7日に記者会見を開きました。中川会長の記者会見は、相変わらず中身のないものでした。
日本医師会の中川俊男会長は7日の会見で、新型コロナの感染拡大状況について「緊急事態宣言を先行解除した大阪府の感染の再拡大は、すさまじいもの。3週間遅れで宣言を解除した首都圏も感染者の急増は間近に迫っている」と強い懸念を示した。
中川会長は現状を「これまでで最大の危機だ」と指摘。理由に「国民のみなさんがコロナに慣れつつあり、自粛という我慢の限界にある」のと「感染力が強い変異株が主体になりつつある」という2点を挙げた。
マスコミから伝えられる中川会長の記者会見の内容は、毎度「危機だ」というだけです。
中川会長は具体策を提示するのをあえて避けているのではないかと勘繰りたくもなります。
昨年11月には都道府県の対応について疑問を呈していました。
年末の経験を生かす気はゼロでしょうか?
昨年末、全国的に新型コロナの新規感染者が急増したことは記憶に新しいと思います。年明け早々、菅総理が、緊急事態宣言を発出するという決断を下すほど深刻な状況でした。
年末の感染拡大を前にした昨年の11月に中川会長は記者会見で、次のような発言をしていました。
日本医師会の中川俊男会長は25日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者の増加が続いている状況に関し、「医療提供体制が崩壊の危機に直面している」との認識を示した。その上で、「特に北海道、首都圏、関西圏、中部圏を中心に(感染者の急増が)深刻な状況だ」と語り、対策の徹底を重ねて呼び掛けた。
各都道府県は、新型コロナ患者の増加に合わせて使える病床を増やす計画を整えている。ただ中川氏は、こうした病床は「実際に患者が発生して(すぐに)使えるわけではない」と指摘。「新型コロナ患者を受け入れるため、他の疾患の患者受け入れが困難になりつつある」と訴えた。
引用元 医療体制「崩壊の危機」 日医会長
「医療提供体制の危機」「深刻な状況」と言っていることは今と変わりなく、「危機」を訴えています。
この記者会見で注目すべきは「実際に患者が発生して(すぐに)使えるわけではない」と指摘している点です。
是非、中川会長には一度経験したことを活かして、新型コロナの対応に臨んでもらいたいと思います。病床を臨機応変に対応しないといけないことは、昨年経験しているはずです。新型コロナの具体策を提案できなくとも、経験に基づいた対応は、中川会長にもできるのではないでしょうか。
中川会長は、7日の記者会見で「国民のみなさんがコロナに慣れつつあり、自粛という我慢の限界にある」と、国民のコロナ慣れを指摘していました。ですが、国民に全ての責任があるわけではありません。殊更「危機」を煽り、それを「慣れさせた」側の責任も重大ではないでしょうか。
中川会長、次回の記者会見では、蓄積した知見に基づく新たな対策を提示してください。