参院選で外国人問題が争点にあがる中、川口市のクルド人男性が強制送還

今回の参院選で争点の1つとして浮上している外国人問題ですが、石破首相は外国人政策の司令塔を担う組織の立ち上げを表明しました。

自民党の小野寺政調会長らが視察し、政治課題として認識されるようになった外国人問題ですが、埼玉県川口市のクルド人男性がトルコに強制送還されたとの報道も出ています。

国民が望んでいるのはルールを守る外国人問題の受け入れです。政府は今回の例を皮切りに法の適正な執行に務めてもらわねばなりません。

政治課題として浮上している外国人問題

自民党の小野寺政調会長らが川口市を視察したことによって、一気に政治課題に浮上したのが外国人問題です。

小野寺政調会長から提言を受け取った石破首相の動きは早く、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けて、内閣官房に事務局を設置する考えを示しました。

また考えを示す前には、参院選の応援演説で川口市を訪問し、『この川口のいろいろな外国の方々との問題。外国の方々にはルールをきちんと守って日本の社会でいろいろな役割を果たしてもらうことが大事だ。日本の習慣をきちんと身につけてもらうことで、日本で多くの国の人たちが共に暮らしていくことができる』と訴えていました。

こうした動きが背景にあるのか、定かではありませんが、大きな動きがありました。川口市のクルド人男性がトルコに強制送還されたというのです。

わが国に約20年にわたり不法滞在し、難民認定申請を6回繰り返した末、トルコへ強制送還された埼玉県川口市のクルド人男性(34)は8日、成田空港発の民間機で日本を離れた。入管関係者によると、男性は「旅券を取り直し、近隣国を経由して日本に戻ってくる」と話していたという。
引用元 「入管を爆破せよ」送還のクルド男性、搭乗時に大声上げるも最後は涙「アベマに出すぎた」 「移民」と日本人

約20年に渡る不法滞在が許されることも驚きですが、この男性は高級外国車のフェラーリやクルーザーを運転するなどしていたそうです。

入管施設に収容された後は、仲間に対して『入管に爆弾を投げてほしい』などと呼びかけていたとも報じられています。

このどこが難民なのでしょうか。『入管に爆弾を投げてほしい』という言葉が事実であるなら、テロリストとの評価をされても致し方ないものだと思います。

石破首相は、ルールを守ることを外国人に求めています。今回のクルド人男性のように不法滞在等、ルールを守らない外国人には厳しく対応をしてもらわねばなりません。

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