鶴保氏発言に対する党の処分に疑問の声が殺到です「安倍さんは大臣を即刻クビにした」




自民党参院議員の鶴保庸介予算委員長が「運のいいことに能登で地震があった」と失言したことに対し、党は9日、森山裕幹事長からの厳重注意の処分としました。

この処分を巡り、安倍政権の時と対応が違うと疑問の声があがっています。

一方、2017年4月25日には、同じく自民党の今村雅弘復興相(当時)が東日本大震災について「まだ東北で、あっちの方だったから良かった」と発言。当時の安倍晋三首相は即日、事実上の更迭をする意向を固め、今村氏は翌26日には辞表を提出し、大臣を辞任した。また19年4月10日には、桜田義孝五輪相(当時)も、復興より候補者を「大事」と発言。この時も安倍政権で、桜田氏は発言から約2時間後、事実上の更迭となった。

鶴保氏は国会の参院予算委員長で、首相が任命権者の大臣とは立場が異なるものの、今後も職務を継続するとされることについては、疑問の投稿が続出。「『東北で良かった』と何が違うのだ」「『東北の方で良かった』発言の今村は即日辞任だったぞ」「東日本大震災の時に『これがまだ東北で、あっちの方だったから良かった』と発言した人が辞任したんだから、『運のいいことに能登で地震があった』発言も辞任でしょ?前者は復興大臣で言うことじゃないし、後者もこんな選挙活動中に発言するようなことでもなくない?」「『東北で良かった』発言で更迭ができるんだから『運良く能登地震あった』発言も厳しく処分しなさい」「『まだ東北で良かった』という失言をした今村雅弘復興相を即座にクビにした安倍さんとは雲泥の差ですね」「安倍政権の時、復興大臣が『東日本大震災は、東北で起こったから良かった』みたいなこと言いましたけど、その時安倍さんは復興大臣を即刻クビにしたんですよね」「『不適切な発言』どころじゃない。安倍さんが即刻クビにするレベルの発言ですよ」などのコメントがみられた。
引用元 能登失言で注意処分のみ…自民に疑問続々「東北で良かった、と何が違う」「安倍さんは即クビ」

確かに、大臣と予算委員長では任命者が違いますので、石破首相が更迭できる立場にないのですが、辞任を促すことはしてもいいのではないでしょうか。

選挙中ということもあり、問題を大きくしたくなかったのかもしれませんが、選挙中だからこそ、身内を厳しく罰する姿勢を見せるべきだったのではないでしょうか。




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