
野田代表「我々は行政のポチではなく納税者の番犬だ!」と訴えです。予算案について「無駄遣いがあるかないかを厳しく精査」と主張ですが、無駄を省いて減税に回すという考えはないのでしょうか?
第217通常国会が24日、召集され、衆院で自民、公明両党の議席が過半数に届かない中、令和7年度予算案を3月末までに年度内成立させられるかが注目されています。
相対する立憲民主党にも注目が集まりますが、立民は23日、2025年度予算案をチェックする作業チームの初会合を開き、野田代表は「我々は行政のポチではなく納税者の番犬だ」と訴えていました。
「納税者の番犬」なら減税主張が筋では?
野田氏は予算案について、『「しっかりと無駄遣いがあるかないかを厳しく精査するという役割を果たしていかなければいけない」と訴え「我々は行政のポチではなく納税者の番犬だ」と強調した』とのことです。
野田代表は減税論について『減税を訴えた方が選挙に有利で野党連携もしやすいが、それでいいのか。未来世代から搾取する政治はやめるべきだ』と、減税に否定的な意見を述べていますが、上記のような認識があるなら、納税者のために行政の無駄を省いて、減税に繋げるという考えに至らないのでしょうか。
予算の無駄を省かせて、減税に結び付けないのであれば「行政のポチではなく納税者の番犬」ではなく。予算を極力削りたい「財務省の番犬」ではないでしょうか。
それに、今の野田代表は、「納税者の敵」になっていないでしょうか。