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国民民主党千葉県連の代表代行「錯誤に基づくこととはいえ、公職選挙法を理解していれば防ぐことができた」⇒県連代表代行の辞任だけで済む問題なのでしょうか。。。

参議院選で参政党とともに躍進したと評価されている国民民主党ですが、そのガバナンスには大きな疑問が付きまといます。

参院選では前代未聞の標旗の使用で問題を起こしていたのです。

問題の深刻さを認識したのか、問題を起こした千葉県連の代表代行を務めていた岡野議員は21日に代表代行を辞任したことを明かしました。

公職選挙法に抵触する行為をしていながら、国民民主党はまともな処分を下すことができないのでしょうか。

躍進するも臭い物に蓋??

参議院で大幅に議席を伸ばすことに成功した国民民主党ですが、党のガバナンスに視線を向けると党としての体裁すら整っていないことが浮き彫りになりました。

参院選の最中、比例代表選挙の候補者に交付された標旗を千葉選挙区の候補者の標旗と混同し、誤って選挙活動で使用していたというのです。

この事態を受けて自民党千葉県連は、18日に岡野純子衆院議員(比例南関東)が比例代表用の標旗に選挙区候補の名前を記し、選挙区候補のために街頭演説したとして、公文書偽造などの疑いで県警に告発状を提出しました。

標旗が使えるのは一陣営で1つです。つまり国民民主党は2馬力選挙のように2つ使っていたのではないかとの疑念が浮かぶのです。

公職選挙法に違反するのではないかとの指摘、そして告発を受けた結果、千葉県連の代表代行を務めていた岡野議員は県連代表を辞任しましたが、『今回の誤りを糧とし、政務・党務に励む』とし、離党、議員辞職についての言及はありませんでした。

そして更に呆れるのが党本部の対応です。玉木代表は厳重注意処分に留め、党倫理委員会に諮るかは役員会で判断すると7月下旬に明らかにしたのです。

自民党に対しては厳しく、身内には甘い。これでは立憲民主党と大差ありません。国民民主党も立憲民主党と変わらないダブルスタンダードの政党なのでしょうか。

公認問題、標旗問題と相次いで問題が発覚する国民民主党ですが、政権を目指す前に、立憲民主党と同様に体制を整えることの方が先のようです。

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