議会で「本部港でも危険な抗議」と指摘されるも、知事は「調査待つ」。抗議活動を規制する看板も活動家らの反対受け撤去です。県は活動家の味方ですか?
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、同市安和桟橋周辺の抗議活動で死亡事故が起きたことを受け、沖縄県議会では本部港塩川地区でも危険な抗議活動が行われていると指摘する声が上がりました。
また、抗議活動を規制する看板においても、県側が抗議者側からの反対を受け、撤去させていたこともわかりました。
抗議活動家に寄り添う玉城県政
指摘を受け、玉城デニー知事は『現在、安和桟橋、塩川港の両方とも土砂の搬入搬出が止まっている。調査を進めていると認識しているので調査報告を待ちたい』と述べましたが、どのような調査をするよう指示を出し方か解りませんが、玉城知事が役人と議会の代表者を連れて視察に行って、どのような光景か見るのが一番ではないでしょうか。それくらいの時間は取れるはずです。地域外交と称して海外に行くよりも重要ではないでしょうか。ましてや、抗議活動がもとで警備員の命が失われているのです。玉城知事には危険な抗議活動をやめさせる姿勢がまるで見えません。これでは亡くなった警備員の遺族も納得できないでしょう。
また、議会では次のやり取りもありました。
県は昨年2月、ダンプカーなどの往来を妨害する行為について県港湾管理条例の禁止行為に該当し、過料に処することがあると警告する看板を設置したが、反対派の抗議を受け同5月に撤去した。
県議会では比嘉忍氏(自民)が看板撤去の理由をただし、前川智宏土木建築部長は「抗議活動をしている方々との面談の中で、抗議活動が安全に行われることを確認した」と説明した。
比嘉氏によると6月26日付で、本部港を使用する港湾事業者から玉城知事に対し、抗議者に車両の通行妨害をしないよう指導することや、警告看板の再設置などの安全対策を求める要請書が提出された。「塩川地区は事故があった安和よりも酷い状況だ。対策を早急にしないとまた事故が起きる」と懸念した。
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/e2b76e47eb9633a2b819b7b6cd0dbcbde3478c1f
抗議活動をしている側からの聞き取りだけで安全を確認し、看板を撤去したとのことです。看板があると抗議活動の邪魔だから反対派は撤去させたはずです。こうした活動家側の意見だけを聞いて看板撤去などありえません。聞き取りを行うなら港利用者の意見も聞くべきです。実際、「本部港を使用する港湾事業者から玉城知事に対し、抗議者に車両の通行妨害をしないよう指導することや、警告看板の再設置などの安全対策を求める要請書が提出された」とのことです。また、事故があった場所でも関係者らがガードレール設置を再三要請していましたが、県は無視していました。これは行政が活動家を支援していると言ってもいいと思います。玉城県政が続く限り、危険な抗議活動は続くと思われます。