立民・小沢議員『野党が候補者を統一しさえすれば、絶対、自公の候補には負けないというのが現実でありますし』⇒一本化の勝率28%との報道がありますが?
単独で選挙に勝てない立民が必死にすがっているのが野党統一候補擁立です。もちろん候補者調整が必要になりますが、泉代表が二転三転したせいか、野党各党からの反応は良いものはありません。
そんな状況に危機感を抱いているのが立民の小沢議員です。小沢議員は候補者調整をし、野党統一候補の擁立の必要性を説いています。
ですが、小沢議員は現実を知らないのか、先の衆議院議員総選挙における野党統一候補の勝率は28%との報道もあるのです。
現実をみないのは立民の十八番だと思いますが、剛腕として名をはせた小沢議員もすっかり立民の色に染まってしまったようです。
小沢議員『野党が候補者を統一しさえすれば、絶対、自公の候補には負けないというのが現実でありますし』。。。一体その現実はどこにあるのでしょうか。。。
泉代表の二転三転で開始された候補者調整ですが、立民が候補者調整をするといっても肝心な相手がいません。野党各党が冷ややかな反応を示しているためです。
この状況に危機感を覚えたのか、小沢議員が次のような発言をしています。
立憲民主党・小沢一郎衆院議員
「野党が候補者を統一しさえすれば、絶対、自公の候補には負けないというのが現実でありますし、国民の思い、願いだと思っております」次期衆院選について野党間の候補者調整を執行部に求める立憲民主党の有志議員らが24日、会合を開きました。
会合の冒頭、小沢一郎議員は党の支持率が減少していることなどを挙げて危機感をあらわにした上で、「野党が候補者を統一しさえすれば自公の候補には負けない」と強調。
引用元 立憲・小沢一郎議員「野党候補者統一すれば自公に負けない」
小沢議員は『野党が候補者を統一しさえすれば、絶対、自公の候補には負けないというのが現実であります』と語り、候補者調整の必要性を強調しています。ですが、小沢議員は肝心なことを忘れているのではないでしょうか。まずご自身が立候補した岩手3区では一対一の構図であったにも関わらず、小選挙区で敗北しているのです。
そして全国的な傾向について、日本経済新聞が次のように報道しています。
5野党が213の小選挙区で候補を1人に絞って共闘したのが今回の特徴だった。このうち与党の勝利は137選挙区で勝率は64%。5野党は59選挙区で勝率は28%にとどまった。維新は10選挙区で5野党の統一候補を破った。
引用元 5野党一本化は213選挙区 勝率は与党64%、5野党28%
小沢議員は、野党候補を統一すれば『絶対』自公の候補に負けないと語っていましたが、勝率が28%だというのです。
小沢議員は一体どんな『現実』を指して野党統一候補の必要性を説いているのでしょうか。
統一候補を擁立すれば選挙に勝てるというほど、有権者の目は甘くありません。小沢議員は前回の衆議院議員総選挙の総括をしていないのではないでしょうか。思い込みで突き進まれては、日本の政治は停滞する一方です。
小沢議員をはじめ、野党統一候補に幻想を抱く議員には是非現実を見てもらいたいと思います。