安住氏「立てこもっているわけでしょ?『出てきなさい』」身内の不祥事には厳しくできないのですか?
自民党派閥の政治資金問題を巡って、立憲民主党は攻勢を強めています。
政治倫理審査会が両院で開かれるのについて、立憲民主党は関係者をすべて出席させるよう要求し、説明責任を果たすよう述べていますが、その急先鋒に立っているのが安住淳国対委員長ですから、なんとも締まりません。
安住氏、自民に厳しく、身内に甘いが全開!
安住氏は、政治倫理審査会について『立てこもっているわけでしょ?『出てきなさい』って言ってるのに。『もう嫌だ、嫌だ』って立てこもっているわけだから、いつまでたっても終わらないんですよ』と、政治資金収支報告書に不記載があったと申告している全ての議員に対し、出席して弁明するよう求めました。また、出席の意向を示していない議員については、『頬被りして何の説明もしないでは終わらない。ずっと裏金議員のレッテルを貼られっぱなしで選挙まで行く』と批判しました。
しかし、安住氏といえば、自身の政治資金パーティーの記載について、団体と金額の内訳の記載が漏れていて、2022年分の政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出ています。その際に「私の責任だ。申し訳ない」と陳謝して、説明責任を果たしていません。
もちろん、自民党は追及をされても仕方がない立場ですが、安住氏にだけは言われたくないでしょう。また、安住氏は、立民の梅谷守衆院議員が、自身の選挙区内で有権者に日本酒を配り、公職選挙法に抵触する疑惑が浮上していることについて『地元で対応している話なので国会には関係ない』と問題視しませんでした。
自民党への追及は構いませんが、自身と自党の現実から目を逸らさず、厳しい対応を示さなければ、矛盾が生じます。