玉城知事が、駐日米大使の与那国・石垣視察を「緊張もたらす」と非難しています。既に尖閣が脅かされ緊張感が漂っていると思うのすが。。。
エマニュエル駐日米大使が沖縄県の与那国島と石垣島の先島諸島を訪れました。
与那国島を訪れたエマニュエル大使は、糸数健一町長と面会し『経済安全保障と抑止力はセットです。私たちは、武力行使が社会的秩序のルールを超えてはいけないと思っている。抑止力はその鍵になる』と述べていました。
また、石垣島に訪れた際に、エマニュエル大使は来島の目的を質問され『大使という立場で石垣島を見てみたい、また日米安全保障の面でもサポートするために訪れたかった』と述べていました。
これを受け、玉城デニー知事は『報道各社の質問に書面で「駐在国の各地方を訪問することは、大使として通常の職務の範囲内と考えている」と回答』と理解を示したうえで『台湾に近い場所を訪れるのは緊張感をもたらすものだ。新たな火種を呼ぶことがないよう注視したい』とも語っていました。また、エマニュエル大使が米海兵隊の輸送機で与那国・新石垣の両空港に降り立ったことについては『民間空港が一つ使われてしまえば、連鎖的に他も大丈夫となってしまわないか』と不安視したようです。
駐日各国大使が日本各地を視察することは別に珍しいことではありません。外務省のホームページでは駐日外交官を対象にした「地方視察ツアー」を紹介していますし、各国大使のSNSを見ても日本各地を視察していることが解ります。これについては玉城知事も問題視していないようですが、大使が台湾に近い両島を訪問したことを警戒しているようです。
緊張感も何も、既に尖閣諸島は脅かされています。この状況に緊張感を持たない玉城知事にこそ違和感を覚えます。