中国の原発のトリチウムの量、福島第一原発の上限の9倍!?日本の処理水を非難した議員らは抗議すべきでは?
福島第一原発の処理水海洋放出を巡って、中国政府が反発し、いまだに日本産水産物の全面輸入禁止を行っています。
しかし、実際には中国の原発が放出している排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が、福島第一原発が放出しているものよりもはるかに高いことが報道されました。
中国の原発排水、福島第一原発の上限の9倍!?日本の放出を非難した議員らは抗議すべきでは?
中国政府は、処理水を「核汚染水」と表現して、「直ちに放出をやめ、近隣諸国を含むすべての利害関係者と十分に意思疎通を図るべきだ」などと主張しています。中国のみならず、中国と関係の深い太平洋の島しょ国にまで呼び掛けています。もちろん、日本の処理水の安全性は科学的にも証明され、IAEA監視のもと放出は行われます。
しかし、『中国の原発が2022年に放出した排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が、東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限と比べて最大9倍に上る』との報道がありました。『中国の公式資料で明らかになった』とのことです。しかも、福島第一原発が放出している処理水の9倍ではなく、基準値上限の9倍です。
共産党や社民党など、一部の野党も日本の処理水を「汚染水」と表現して非難していました。また、一部の国会議員は、中国や韓国と連携して日本の処理水を非難していましたが、今回判明した事実を前にどのように語るのでしょうか。
『社民党の福島瑞穂党首は19日、中国共産党序列4位の王滬寧(おう・こねい)政治局常務委員と北京市内で会談し、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出反対で一致した。「人類共通のものなので海を汚すべきでない」とした王氏に対し、福島氏は「処理汚染水が放出されないよう止めていきたい」と訴えた。』との報道もありましたが、中国の放出についても遺憾を表明し、放出されないよう抗議すべきではないでしょうか。
もし、この件にダンマリであれば、反日勢力と見なすしかありません。