維新の会が党大会で『3回以内の衆院選で政権獲得』と宣言です。。。⇒ 立民は、野党候補一本化に否定的な維新を批判している場合なのでしょうか。。。
立民が接近を試みている維新の会が党大会を開催しました。その党大会では野党第一党と見間違えるほど、今後の政権獲得に向けた意気込みが3回以内で実現すると語られました。
その維新に対し、次の次で政権交代を目指すと発言したこともある泉代表が、野党候補一本化に否定的だと批判していますが、そんなことをしている場合なのでしょうか。立民も政権交代の為の準備をもっと真剣にするべきです。
維新の会が政権獲得に意欲を示しています
今年は衆議院が解散されない限り、国政選挙はありません。現在予定されているのは衆議院議員の4つの補欠選挙のみです。
その衆議院議員の補欠選挙に向けて維新の会が動いています。その維新の会は野党で候補者を一本化するのではなく、独自候補を擁立する姿勢を示しています。
選挙で強気の姿勢を崩そうとしない維新の会は党大会を開催し、政権獲得の目標を宣言しました。
日本維新の会は5日、大阪市内で党大会を開き、今後3回以内の衆院選で政権を獲得するという新たな活動方針を決めた。国政進出から10年が経過した維新は全国政党化の途上にあり、4月の統一地方選がその試金石となる。
維新は2022年3月の党大会で、統一選では地方議員を1・5倍(当時比)の600人以上に増やし、次期衆院選で「野党第1党」の座を確保するとの活動方針を定めていた。今回、新たに政権獲得に向けた道筋を示したことになる。
引用元 維新「3回以内の衆院選で政権獲得」 党大会で活動方針決める
維新の会には明確な目標があり、政権獲得のために、次期衆議院議員総選挙では、野党第一党を目指すとしています。
そして今回の党大会では3回以内の衆議院議員総選挙で政権獲得という目標を定めました。
一方、次の次で目指すと発言したこともある、立民を率いる泉代表は補欠選挙での維新の会の対応を次のように批判しています。
■立憲民主党・泉健太代表(発言録)
(衆院千葉5区補欠選挙をめぐり、野党の候補者一本化に日本維新の会が否定的な考えを示していることについて)結局のところ維新が、自民党と対峙(たいじ)するつもりがあるかどうか、それが問われる。野党がばらばらで国政選挙を戦うことは、自民党政権を利するだけになるのではないか。その姿勢をまず問いたい。
引用元 千葉5区補選、「維新は自民と対峙するつもりあるのか」 立憲・泉氏
3回以内の衆議院議員総選挙で政権獲得を掲げる維新の会が、単独で候補者を擁立しただけで『自民党政権を利するだけになるのではないか。』と泉代表は批判しています。
泉代表は、選挙は野党全党で一致して戦うものとでも思い込んでいるのでしょうか。
立民は選挙で一本化する戦略をよく行いますが、それが万人に受け入れられているとでも思っているのでしょうか。その戦略をとって衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙に臨んでいたと思いますが、選挙結果はもう忘れてしまったのでしょうか。それよりも、立民も政権交代の為の準備をもっと真剣にするべきです。
単独で戦う意思の立民は近いうちに維新の会に野党第一党の座を奪われることになると思います。