立民が目論んだ「自民孤立化」に大逆転の可能性です!自民と維新が連立を見据えた政策協議に

首班指名選挙を控え、与野党の動きが活発化しています。

野党は、立憲民主党が野党各党に首班指名選挙の野党一本化を呼びかけ、党首会談などが開かれています。しかし、国民民主党は政策の一致を主張し、姿勢を崩しません。日本維新の会と参政党も立民の呼びかけに応じる気配すらありません。

与党は公明党の連立離脱で、自民党が窮地に陥ったかと思われましたが、維新と急接近し、連立を見据えた政策協議に入ったと言います。

自民孤立を目論むも、立民が孤立してしまう

立民、維新、国民の3党は15日午後、党首会談を開き、臨時国会での首相指名選挙について対応を協議しました。会談について玉木代表は『会談冒頭で、立憲民主党の安住淳幹事長の「行儀が悪い」との見方で、3党首が一致した話題を明かし、雰囲気良く会談できたと明かした』そうですが、肝心の政策協議については、「いろいろ政策協議をしました。結論から言うと、なかなか折り合わなかったんですけど、真摯(しんし)な議論ができた。始まる前と比べて距離は縮まったのか、広がったのかというと縮まった」と、折り合うことが出来なかったようです。立民は連立を離脱した公明も引き込み、自民を孤立させ政権交代を目論んでいたようですが、なかなか思うように進みません。

一方で、公明が連立から離脱した自民と言えば、水面下でかなり動いていたようで、急展開の維新と連立を視野に入れた協議を始めました。『副首都構想などの政策について合意できれば総理指名選挙で高市総裁に投票する考え』だそうです。

衆院の議席で言えば、公明24議席に対して、維新35と、わずかに過半数には届かないものの与党の議席が増えることになります。

自維連立が成立すれば、公明離脱で危ぶまれた高市総理誕生の可能性が一気に広がります。

野党と言えば、維新が立民に乗るわけもなく、国民民主も公明と連携を深めることで合意し、結局は立民が蚊帳の外になってしまったようです。

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