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設計変更の代執行に憤る福山元幹事長『玉城デニー知事は対話を求めてきたが、岸田総理は問答無用と言わんばかりに代執行を行った』⇒副知事の提案を知事が蹴ったとの報道がありますが。。。

普天間基地の辺野古移設に向けた工事がようやく進みました。当然、最高裁の判断にも従わなかった沖縄県の玉城知事は猛反発していますが、その玉城知事と足並みを揃えているのが立民の福山元幹事長です。

福山元幹事長は国会内で開かれた党の沖縄協議会の会合で『玉城デニー知事は対話を求めてきたが、岸田総理は問答無用と言わんばかりに代執行を行った』と政府を批判したのです。

ですが一方で、最高裁の判断が下る前に、政府との対話を求めた副知事の提案を玉城知事が一蹴したとの報道があります。

福山元幹事長は事実を踏まえた上で批判をしているのでしょうか。そうでなければ、批判したいだけのように思えてなりません。

福山幹事長が政府を批判。。。報道と随分違いますが。。。

長年の懸案事項だった普天間基地の辺野古移設が進もうとしています。民主党政権がこじらせた世界一危険ともいわれる普天間基地の移設ですが、いまだに批判の声を上げている人がいます。

立民の福山元幹事長もその一人で、党の沖縄協議会の会合で『代執行は極めて遺憾。玉城デニー知事は対話を求めてきたが、岸田総理は問答無用と言わんばかりに代執行を行った。長年ご苦労いただいている県民の思いを踏みにじるもので、強く抗議したい』と政府の対応を批判しています。

確かに昨年の12月27日、玉城知事は県庁で記者団に対して『大変ご心配をおかけした。国には対話での解決を求める』と語り、対話を重視する姿勢を示しています。

この記者団に対しての発言のみを見れば、玉城知事が政府に対話を求めているように見えます。

ですが、最高裁の判断が下る前の沖縄県の状況についてNHKが次のように報じています。

県が国と争ってきたアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり、県が敗訴し、工事を承認する義務を負う見通しが出たのだ。

これを受けて副知事の池田竹州がすぐに動いた。池田は、これまで基地問題を総括する知事公室長などを歴任。基地問題に精通している。

池田は、政府との協議が必要だと考え、事務方に資料の作成などを指示。玉城に打診した。

しかし、玉城は最高裁の判決が正式に出ていない中で、総理大臣官邸に行くことは、政府側に取り込まれたとの印象を与えかねないと取り入れることはなかったという。

8月中旬、ある県幹部はNHKの取材に対し、政府側からも最高裁の判決が出る前に、話し合いの場を持てないか打診があったと明かした。

(引用元 辺野古敗訴 デニー最大の修羅場で何が

このNHKの報道が正しいのであれば、玉城知事が対話方針になったのは最高裁の判断が下った後ということになります。さらに国側も対話の姿勢を見せています。

福山元幹事長の『玉城デニー知事は対話を求めてきたが、岸田総理は問答無用と言わんばかりに代執行を行った。』との発言は一体どのような事実に基づいているのでしょうか。

野党第一党の幹事長を務め、民主党政権で要職を歴任していた福山元幹事長ですから、経緯を踏まえた上での発言だったと思いますが、全く的外れの批判と言わざるを得ません。

今後は、妄想ではなく事実に基づいて発言してもらいたいと思います。

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