子供車内放置を防止するためには
暑い日が続き、熱中症の話題が上がる中、子供の車内置き去り事故の話も出てきて、政府や警察は、熱中症の危険が高まるこの時期に合わせ、自家用車での置き去りの危険性を呼びかけています。
車内に置き去りにされて危険にさらされる子どもの命!
保育所、幼稚園、認定こども園の送迎バスに置き去りにされたり、保護者の「送ったつもり」「降ろしたつもり」で自家用車に取り残されたりした子どもたちが、熱中症で命を落とすケースがある。JAF(日本自動車連盟)の調査によると、気温35度の炎天下に駐車した車内の暑さ指数は、窓を閉め切った状態でエンジンを停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達するという。特に、体温調節機能も未熟で、自ら水分補給する、窓を開ける、助けを求めるといったことが困難な乳幼児には危険な状態だ。
また、熱中症の危険性だけでなく、寝ていた子どもが起きたとき、「パパ・ママがいない」とパニックを起こして負傷したり、「パパ・ママはどこ?」と車外に出て探そうとして交通事故に遭ったりなど、様々な危険が潜んでいる。このご時世、車上荒らしや連れ去りもある。保護者として、様々な視点から、子どもの車両置き去りのリスクを考えてもらいたい。
注意しないといけないことは、車から降りる際には必ず後部座席を確認することであり、子供が車内にいないことを確認する習慣を身につけることが重要です。
また、一部の車には、子供が乗っていることを確認するためのリマインダーアラームが装備それことにより、忘れ物を防ぐことも可能となります。