期待する野党として維新の会が急浮上です。。。立民の野党第一党の地位も危ういのではないでしょうか。。。
何をしても上手くいかない立民は選挙だけではなく、有権者の期待でもその傾向があるようです。日本経済新聞とテレビ東京が実施した世論調査で、期待する野党として支持を集めたのは、立民ではなく維新の会だったのです。
国会論戦をみても政府を批判する姿ばかりが報道されていては、立民に期待しろという方が無理があると思います。
結党以来、野党第一党の地位を獲得してきた立民ですが、その地位から転落する日は近いのかもしれません。
立民に期待は集まらず。。。
全力で臨んだ補欠選挙でしたが、立民はまさかの全敗という結果に終わりました。野党が候補者を一本化して臨んだ参議院大分選挙区の補欠選挙も敗れるという衝撃の結果でした。
立て直しが急務の立民ですが、その立て直しにも暗雲が立ち込めています。
世論調査で『期待する野党は?』という問いに対して、立民ではなく維新の会への期待が高いことが分かったのです。更に支持率を見てみると維新の会に逆転されていることが目立ってきたというのです。
最新の世論調査では、岸田文雄内閣の支持率はうなぎ上り。対する野党第一党の立憲民主党は、政党支持率が下落傾向にあり、日本維新の会に逆転されるケースが目立っている。
4月28~30日、日本経済新聞社とテレビ東京が実施した世論調査では、岸田内閣の支持率は4ポイント上昇し、52%となった。
調査では、期待する野党についても質問。維新の51%に対して、立憲民主党は27%と差が開いた。政党支持率では立憲が9%に対し、維新は13%で、維新と立憲の順位が入れ替わった。
4月29~30の両日、JNNが実施した世論調査でも、岸田内閣の支持率は2.9ポイント上昇し、47.2%。政党支持率では、立憲が4.2%、維新が6.2%となり、維新が立憲を逆転した。
引用元 「期待する野党」世論調査で維新が立憲を逆転「立憲のオウンゴール」「危機感も緊張感もない」あきれるSNS
野党第一党でありながら、立民に期待が集まっていない実態が明らかになったのです。更に支持率でも維新の会に逆転されては、野党第一党とは名ばかりとしか言いようがありません。
ここまで情けない状況になったのは立民の危機感の無さではないでしょうか。昨年の参議院議員通常選挙の総括は次のようなものでした。
立憲民主党は10日、先の参院選の総括を発表した。改選前から議席を減らし、比例代表の得票も目標の半数程度にとどまったことを踏まえ、「重大な岐路に立たされている」との厳しい現状認識を示した。
素案段階では「もはや立民が野党第一党であることは自明の前提ではない」と強い危機感を示していたが、成案ではこの文言を削った。その上で、素案にはなかった「いつでも政権交代可能な強い野党として存在すべき」との表現を追加した。
引用元 「重大な岐路」立民が参院選総括を発表
『重大な岐路に立たされている』と総括していますが、今回の補欠選挙全敗について安住国会対策委員長は『どう改善していくのか、非常に重要な局面に来ている』と語っています。
この安住国会対策委員長の発言を見れば、昨年の参議院議員通常選挙の総括が何の意味も持たなかったことは容易に想像できます。
このような悠長な姿勢を見せ、国会では政府を批判している姿ばかりを見せられては、維新の会に逆転されるのは当然です。
重大な岐路でまっとうな舵取りができなかった立民には衰退の道しかないと思います。