新型コロナウイルス飲み薬は、最終段階の治験で効果を確認




新型コロナウイルスへの対策に注目されている、塩野義製薬の新型コロナウイルスの飲み薬について、最終段階の治験で効果が確認されたと発表されました。

塩野義製薬は、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、最終段階の臨床試験で効果を確認したと発表しました。

塩野義製薬は開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」について、今年5月に新設された「緊急承認制度」での承認を目指してきました。

塩野義製薬は9月28日、軽症~中等症の新型コロナウイルス患者約2000人を対象にした最終段階の臨床試験の結果を発表。「ゾコーバ」を投与した患者は、オミクロン株に特徴的なせき・発熱などの症状が、投与していない患者より中央値で約24時間早く消失したということです。

塩野義製薬はすでに試験結果を厚生労働省などに伝えていて、今後は承認に向けた協議を進めていくということです。承認されれば世界初の軽症・中等症患者向けの経口薬となります。

引用元 塩野義コロナ飲み薬『約24時間早く症状消失』確認と発表 承認されれば世界初に

新型コロナウイルスの飲み薬は、オミクロン株に特徴的な症状の消失までの時間が偽薬投与群に比べて短いことが確認でき、事前に目標に設定していた主要評価項目を達成することになりました。

塩野義製薬のゾコーバの注目が高まり、国産初の新型コロナウイルスの飲み薬として、岸田総理が掲げるウィズコロナ政策への期待も大きく高まるのではないでしょうか。



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