• HOME
  • ブログ
  • その他
  • 国葬反対を多数に見せたいのでしょうか。。。熊本日日新聞がLINEでのアンケートを掲載しています。。。街中でやるアンケートよりたちが悪いのではないでしょうか。。。

国葬反対を多数に見せたいのでしょうか。。。熊本日日新聞がLINEでのアンケートを掲載しています。。。街中でやるアンケートよりたちが悪いのではないでしょうか。。。

安倍元総理の国葬をめぐって、地方紙を中心に新聞とは思えない稚拙な記事が目立ちます。その稚拙さの極みはLINEでのアンケート結果を紙面に掲載していることです。

LINEでのアンケートは世論調査と全く異なることは当然ですが、更に言えば、街中で行うアンケートより登録している人でないと参加できない為、偏りが多いことが容易に想像できます。

こうした何の示唆もないアンケートを国葬直前に地方紙が掲載しています。国葬直前でも反対派を多く見せたいのでしょうか。

LINEアンケートを紙面に掲載してしまう熊本日日新聞です。。。

国葬反対派が一生懸命力を注いでいることの1つが反対派を多く見せることです。その為の手法の1つとして地方紙はLINEアンケートを利用しています。

不特定多数の人が答える世論調査とは違い、このLINEアンケートはLINEで友達登録した人でなければアンケートに答えることは出来ないのです。

そのアンケートの数字を見出しに用いて熊本日日新聞が記事を掲載しました。

 27日に迫った安倍晋三元首相の「国葬」について、熊日が「SNSこちら編集局」(S編)登録者を対象に今月16~20日に実施したアンケートでは、「どちらかといえば」を含めて賛成22・4%、反対73・4%と反対が大きく上回った。7月に同じ質問と期間で実施したアンケートでは、賛成42・9%、反対49・6%。「前回とは意見が変わった」という人もおり、今回は2カ月前と比べて反対が20ポイント余り上昇した。

回答者は1817人(前回は2279人)で、内訳は男性4割、女性6割。居住地は熊本県内9割、県外1割で、いずれも前回とほぼ同じ割合だった。

賛成は15・1%で、前回の30・1%から半減。どちらかといえば賛成も、前回より5・5ポイント低い7・3%だった。

一方、反対は58・2%と前回より24・7ポイント高くなった。どちかといえば反対は、前回よりやや低い15・2%で、明確に反対と答える人の割合が高まった。
引用元 安倍氏国葬「反対」70%、2カ月前より20ポイント上昇 政府の説明姿勢も影響? 「前回とは意見変わった」の声も 熊日S編アンケート

この熊本日日新聞のたちが悪いところが、LINEアンケートについての説明を記事の中ほどに『アンケートは無作為抽出する世論調査とは性格が異なる。』と記すだけなのです。

この記事の見出しから、読者が勘違いすることは考慮しないのでしょうか。この熊本日日新聞のアンケートを見れば地方紙の劣化が凄まじいことがわかると思います。

更に同じ地方紙の福島民報では驚きの調査結果を報道しています。

福島民報社は福島テレビと共同で福島県民世論調査(第38回)を実施した。安倍晋三元首相の葬儀を全額国費で負担し、敬意と弔意を国全体で示す「国葬」の賛否を尋ねたところ、「反対」が66・3%を占め、共同通信社が同時期に実施した全国電話世論調査と同様の傾向となった。政府の国葬を巡る対応に国民が疑念を抱いている状況が改めて浮き彫りとなった。
中略
「反対」とした回答者の割合を年代別にみると、18~19歳が100%と最も高く、60代が73・1%、30代と40代が各71・4%で続いた。
引用元 安倍氏国葬「反対」66% 政府対応 疑念浮き彫り 福島県民世論調査

この福島民報らの世論調査では驚くべきことに18歳~19歳が100%反対しているとの結果が出たというのです。

通常の世論調査では100%の結果がでることはまずありません。一体どのようなサンプルを取ったのでしょうか。

熊本日日新聞、そして福島民報の報道を見てみるとどうしても国葬に反対するという姿勢が窺い知れます。そして数字の出し方がマスコミとは思えないほど乱暴です。

国葬に反対すること、これがマスコミの至上命題のようです。

関連記事一覧