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「5キロ2000円台ではコメ作りを続けられない」とメディアが誤誘導です。誤解した人が増えています。正しくは「5キロで2000円」は備蓄米についてです




『コメの価格高騰が止まらない。全国のスーパーで11日までの1週間に販売された5キロ当たりの平均価格は4268円と過去最高を更新。小泉進次郎農相は就任早々、備蓄米の放出手続きを一般競争入札から随意契約に変更し、「5キロで2000円」の店頭価格を目指すと訴えて注目を集める。一方、長らく米価低迷に苦しんできた鹿児島県内の生産者は、安さを求める消費者心理を理解しつつ「価格が安いままではコメ作りを続けられない」と気をもんでいる』と、南日本新聞が報じていました。

注意しなければいけないのは、小泉大臣が述べた「5キロで2000円」は、政府の備蓄米に対してです。一般流通のお米はその対象に入っていません。ネット上の意見を見ていると、時折勘違いをしている人もいるようですが、これはメディアの報じ方の責任であります。

南日本新聞の記事を見ていても、「備蓄米の放出手続きを一般競争入札から随意契約に変更し、「5キロで2000円」の店頭価格を目指す」となっているのに、なぜ農家さんの「5キロ2000円台ではコメ作りを続けられない」という意見に繋がるのか理解できません。

明らかな印象操作だと思います。




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