大阪で外国人観光客の迷惑行為です。大阪城の石垣によじのぼる外国人観光客と思われる大勢の姿

外国人旅行客の問題行動に関する報道が後を絶ちませんが、大阪でまたも起こったようです。

今、またSNS上で大きな注目を集めているのは大阪城の石垣によじのぼる外国人観光客と思われる大勢の姿だ。

あるXユーザーがその写真を紹介したところ漫画家のさちみりほさん（@sachimiriho）が

「すぐ止めさせて下さい。目撃したら通報と顔写真を。
日本の城郭は空襲で焼け落ち、石垣だけが当時の貴重な姿を留める所がほとんど。崩れたり傷つけられたら元に戻せない、又は莫大な補修費がかかります。無許可で登る者には高額罰金を。法整備より先に条例で対応して下さい。ベルサイユに登る者はいません」

と引用リプライで非難。日本人ユーザーにも大きく拡散されたというわけだ。

大阪城天守閣はサイトで、「2015-12-21【注意喚起】大阪城天守閣周辺の石垣について」として、「大阪城公園一帯は国指定の特別史跡で、日本が世界に誇る貴重な文化遺産です。文化財保護のため、石垣に物を投げる、登る等の行為は固くご遠慮願います。また、石垣に登ると大変危険ですので、絶対に登らないで下さい。万が一地面に落ちるなどしてお怪我をされた場合、当方では責任を負いかねます。何卒ご理解とご協力の程、お願い致します。」と呼び掛けている。

引用元　https://news.yahoo.co.jp/articles/d3e9b5b6fd937d326b3bf6b2caeedc364b52ad41

こういった行動は大阪だけではないようです。

昨年大きく取り上げられた靖国神社の落書きもそうですが、各地の文化財などにむやみに触れるなどのトラブルが頻発しているそうです。

海外ではこういったオーバーツーリズム防止に、入場料を高額にしたり、島などでは入島税を導入している国もあるそうです。

日本も富士山では入山料を徴収するなどの対応をしていますが、外国人旅行客を対象とした過料をしているところは今のところないようです。

一刻も早く、マナー違反が防止できるよう、国は各自治体と地域と連携し、対応しなければいけません。