国内4種目「ノババックス」の新型コロナウイルスワクチン接種始まる
新型コロナウイルスワクチンの国内4種目のノババックスは、5月末から接種が始まり、新たな選択肢として定着しつつあります。
初週の予約 集団接種会場では34%
大阪市は6月1日からノババックスのワクチンの集団接種会場を設けていますが、一日に最大で520人分の予約枠に対し、初週の予約はおよそ34%、翌週は16%程度となっています。
【大阪市 感染症対策課 甲藤博宜 推進担当課長】
「ご覧の通り空きがある状況です。これまでmRNAワクチンを打てなかった方が待っていたというようなことで、初日はある程度予約は入っていたんですけど、平日は少なくなる傾向にある。国内製造のワクチンで副反応も少ないというような情報もありますので、そういった方々が少しずつ問い合わせをしてきている状況です」
4種目であるノババックスのワクチンは、ファイザー社製やモデルナ社製とは異なる「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるものであり、接種対象は18歳以上で、これまでに他社のワクチンを打った方でも接種することが可能とされています。
また厚生労働省が発表したノババックスの有効性は、ファイザー、モデルナと同じ90%以上とされ、伸び悩んでいる3回目の接種率を上げるきっかけになればと期待が寄せられています。