憲法施行75年・岸田首相、自衛隊「違憲論争に終止符」




岸田文雄首相は3日に憲法施行から75年となるのを前に、産経新聞の単独インタビューに応じ、改めて憲法改正への意欲を示した上で、9条への自衛隊明記について「自衛隊の違憲論争に終止符を打つため、大変重要な課題であると丁寧に説明を続けていきたい」と述べました。

自身の党総裁任期中の改憲実現を目指す首相は「改憲は党是だ。憲法は施行から75年が経過し、時代にそぐわず、不足している内容もある。ぜひ改憲したい」と改めて決意を表明した。

党の改憲4項目(9条への自衛隊明記・緊急事態条項・参院選「合区」解消・教育の充実)の一つである自衛隊明記に関しては、新型コロナウイルスへの対応や、ロシアによるウクライナ侵攻で国民の自衛隊に対する期待が高まっている現状を踏まえ、「自衛隊は違憲であるという論争が今でも存在することに国民は違和感や問題意識を持っているのでは」と疑問を呈した。

コロナ禍やウクライナ情勢を受け、緊急時に政府の権限を強化する緊急事態条項に関する国会議論も活発化している。首相は「重要項目の一つ」に挙げ、「緊急時に国会の機能を維持し、国家や国民の役割をしっかり明記しておくことは、有事の備えとして重要だ」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/720bc24cab8fc56de9eb5a21c07f7666a5bf307f

岸田総理は良く言ったと思います。ロシアや中国が有るからではありません。主権国家として当たり前に在るべき姿だと思います。

始まりは敗戦国として、国の再建に際し周辺国の警戒を解く目的で「私達は戦争を起こしません」をアピールしたものが、その後然したる議論も無く77年間も続いていた。

その間世界は大きく変化を遂げ、日本も復興を成し遂げたが今は先進国として世界から求められる内容も変化しました。戦後に有った後ろめたい気持ちを隠すために聖人君子の振る舞いをするしかなかった時代から、自ら考え行動する時代になったのではないでしょうか。



関連記事一覧