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立憲民主党枝野代表は、「処理水」を「汚染水」と呼び、福島に寄り添うよりも韓国に寄り添う?福島原発事故当時は官房長官だったのに。。。

今年の3月で東日本大震災から10年を迎えます。10年を迎えてもなお、故郷に帰れない方々がいます。

福島原発事故の影響は今も色濃く残っており、福島第一原発の処理水をどのように処分するのかは喫緊の課題です。

福島原発事故当時の官房長官だった枝野代表が、福島について語りました。無関心よりはいいのですが、問題は処理水のことを『汚染水』と発言したことです。福島にどんどん溜まっていく『処理水』問題を解決する気はないのでしょうか。

『処理水』を海洋放出しないとなれば、誰からも反発・批判を受けることはないでしょうが、問題の先送りにすぎません。

先送りにする政治家は、今の日本に不要なものと断罪せざるを得ないと思います。

2021年を迎えて意気込む枝野代表。しかし、その意気込みは空回り

福島原発事故、その事故によって生じているのが『汚染水』です。この汚染水は、原子炉内部に残っている燃料デブリの冷却などで、高濃度の放射性物資を含んでしまった状態の水を指します。

そして、この汚染水からトリチウム以外の大部分の放射性物質を除去した状態の水、これが『処理水』です。

つまり、明確に『汚染水』と『処理水』では意味合いが異なります。

枝野代表は知らぬはずはないのに、気合を入れて臨んだ新年のテレビ出演で次のように語っていました。

地元とのコミュニケーションとも語っていることから、枝野代表は福島第一原発内に保管されている『処理水』のことを指して、『汚染水』と言ったのではないでしょうか?

『処理水』のことを『汚染水』と発言したのならば、福島原発事故の終息に向けて努力している皆さんに対して非礼としか言いようがありません。

枝野代表の発言は、原発事故当時の官房長官を務めていた者として不適切であり、無責任です。

枝野代表の『処理水』の海洋放出に反対するとは、まるで韓国とでも共同歩調を取っているのでしょうか?

韓国の与野党が一致する唯一のこと、それは日本が議題の時のみ

枝野代表の『処理水』に対する姿勢と同様のものを探すと、すぐに見つかるのが隣国・韓国です。

昨秋には、韓国の与野党が団結して処理水の海洋放出に反対しました

日本政府が放射性物質の濃度を下げた後海洋放出する方針を固めたと報じられると、22日には、李洛淵「共に民主党」代表が冨田浩司駐韓日本大使と会い、処理水関連の情報を公開することを求め、23日には、釜山市や国会内の委員会で日本政府へ処理水の海洋放出計画をとりやめるように求める決議案が次々と議決された。
引用元 福島第1の汚染処理水、韓国で「海洋放出は撤回して」「国際裁判で訴える」の声が高まる理由

枝野代表と、韓国議会は同じことを勘違いしています。処理水の中に含まれるトリチウムは、世界の原子力発電所から放出されています。もちろん、韓国も例外ではありません。

世界でトリチウムが放出されているのに、福島原発事故の清浄な処理水が放出されてはいけないわけがありません。

枝野代表は、根本的なことがわかっていないのでしょうか。『処理水』と『汚染水』の区別がついていないのならば、野党第一党の党首としての資格はありません。もし、印象操作を謀ろうとしたなら、国会議員としての資質が欠如していると言わざるを得ません。

今年実施される衆議院議員総選挙を前に、ボロが露見し始めた枝野代表。有権者は、枝野代表の本質を見抜いた上で、一票を投じることが重要です。

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