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立憲民主党の政府批判はパフォーマンスだった。裏では協議して法案を成立させていた。表と裏で落差が激しい政党を信用することはできません。

国会荒らしの政党、それが立憲民主党です。自分たちの興味があることしか国会で行動していません。

先日、会期末を迎えた臨時国会でも、立憲民主党の言動を見れば、そのことがわかります。多くの人達が、日本学術会議などの問題で、政府に対して執拗な批判を繰り返していた立憲民主党の姿を目撃しています。

信念をもって政府を批判しているというのなら、ごく少数でしょうが、理解を示す人がいても不思議ではありません。

しかし、立憲民主党は、何とごく少数の理解者をも裏切る行動を取っていたのです。

それは、立憲民主党が、公式Twitterで示した、法案への態度です。立憲民主党は、表では政府を激しく批判していましたが、裏では政府と協議し、内閣が提出した法案に賛成していたのです。

その賛成率は、なんと90%です。この数字を見ると、立憲民主党がいかにパフォーマンス重視の政党であるかがわかります。

激しく政府を批判していた立憲民主党

臨時国会が開会する前から、立憲民主党は、日本学術会議の問題で、政府を批判していました。その批判は、一介の議員のみが行っていたわけではありません。立憲民主党の代表、枝野幸男氏も、率先して政府批判をしていました。

立憲民主党が一丸となって、激しい政府への批判を行っていました。枝野代表は、地元のさいたま市での講演で次のように語っていました。

この中で枝野代表は、「日本学術会議」の会員任命について、およそ40年前に当時の中曽根総理大臣が「総理大臣は形式的な会員の任命権しか持たない」と国会で答弁したことに触れ、これが従来から一貫してとられてきた政府の法解釈のはずだと指摘しました。

そのうえで枝野氏は、会議が推薦した6人を任命しなかった今回の政府の対応について、「40年たったら、『当時のことはよく分かりませんが、政府の法解釈は一貫している』と、訳の分からないことを言っている。勝手に開き直って法解釈を変えられるというのは、もう法治国家ではなく、ひどい話だ。『学問の自由』以前の問題で、許されない」と述べ、追及を続ける考えを示しました。
引用元 学術会議任命 立民 枝野代表 政府の対応の追及続ける考え

枝野代表をはじめ、立憲民主党の役員の議員、そして平の議員までもが、国会での質疑の場で、政府を厳しく批判していました。

厳しい政府への批判を展開していた立憲民主党ですが、なにを思ったのか、臨時国会での政府が提出した法案への賛否を公式Twitterで明らかにしました。

明らかにした法案への態度。

政府を厳しく批判をしていた立憲民主党ですが、内閣が提出した法案への態度には、その政府批判をしていた姿勢は皆無です。なんと内閣が提出した法案については、90%の賛成率なのです。

あれほどまでに、政府を批判しておきながら、法案に関しては賛成。

政府を徹底批判している姿勢と、この法案への賛成態度をみると、立憲民主党という政党は、メディアに取り上げてもらえる場面では、厳しく政府を批判し、そうでない場面では、政府、そして自民党と協力している姿が浮き彫りになります。

この法案への態度をみると、立憲民主党が国会の質疑で行っていることは、ただのパフォーマンスとしか言いようがありません。

パフォーマンスのために、貴重な国会の審議時間を奪っている立憲民主党が、国会に国政政党として存在していい訳がありません。

立憲民主党の厳しい政府批判と法案賛成という二面性を目の当たりにして、誰がこのような政党を信用できるのでしょうか。

立憲民主党のような政党を、不要と思っている国民は多いはずです。立憲民主党が一日も早く、国政政党としての役割を終えること、これが多くの国民の望みです。

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