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連合の芳野会長が麻生副総裁と意見交換を活発に実施です。。。立民の泉代表には打つ手はあるのでしょうか。。。


立憲民主党の最大の支持団体として知られている連合ですが、昨年の衆議院議員総選挙を契機に立憲民主党との距離が浮き彫りになっています。

連合は現会長、そして前会長も立憲民主党が日本共産党に接近することについて良い反応は示していませんでした。その結果、大事な衆議院議員総選挙で立憲民主党は惨敗をしてしまいました。

その惨敗をした立憲民主党に愛想が尽きたのか、芳野会長は自民党と積極的な意見交換を実施しています。忠告を無視し、あの惨敗を目の当たりにすれば連合も政策実現に向けての手法を変えてもおかしくはありません。

連合の立憲民主党離れが加速すれば追いつめられるのは泉代表です。泉代表に打開策はあるのでしょうか。

芳野会長が『あっちが来ている』とするものの、今回は麻生副総裁と意見交換です。。。

連合の新年交歓会に岸田総理が出席しましたが、総理の出席は安倍元総理が2013年に出席した以来で9年ぶりの出来事でした。更に芳野会長は2月には自民党の小渕優子組織運動本部長とも会食を行っています。

政府与党と連合との距離が近づいているように見えます。そうした姿勢に批判があることを知っている芳野会長は、インタビューで政府与党への接近について否定的な見解を示しています。

今年1月に開かれた連合の新年会に岸田文雄首相が出席。自民党出身の首相では9年ぶりだった。連合が参院選基本方針を公表した先月17日には、自民党の小渕優子組織運動本部長と芳野氏が会食した。
芳野氏は小渕氏との会食に関し「新体制での人間関係づくり。これまでも自民党の労政局、組織運動本部とは連携を取っていた」と説明。「うちは全く近づいていない。距離を縮めていると見えるならあっちが来ている」と主張した。
自民党との連携の可能性を問われると「野党に付く。与野党が切磋琢磨(せっさたくま)して政策実現していくことが一番望ましい。自民を支援することはない」と明言した。
引用元 「自民が接近」と強調 芳野連合会長インタビュー

この芳野会長のインタビューでは、政府与党への接近批判について配慮している姿勢をみることが出来ます。

ですが、このインタビューが行われた後の17日には、芳野会長は自民党の麻生副総裁と会談を行っていることが報道されました。

自民党の麻生副総裁と連合の芳野会長が会談するのは初めてで、自民党で労働組合との窓口を務める森英介・元法務大臣や、連合の清水事務局長が同席しました。

自民党は、今週13日に開かれた党大会で「連合など労働組合との政策懇談を積極的に進める」と明記した運動方針を決定していて、会談では、雇用情勢や、ことしの春闘での賃上げの動向などについて意見を交わしたものとみられます。

夏の参議院選挙を前に連合が支援している立憲民主党と国民民主党の関係悪化が指摘されていることも踏まえ、自民党としては、連合との関係構築を模索することで、両党に揺さぶりをかける狙いがあるものと見られます。
引用元 自民 麻生副総裁と連合 芳野会長が会談

この会談は一部報道によれば自民党側から呼びかけたものとされています。

芳野会長は『あっちが来ている』と言っていましたが、連合と自民党との距離に変化があったことは間違いありません。

岸田総理は労働者の処遇の改善を訴え、賃上げを図る為に奔走しています。この岸田総理の姿勢は連合の目指すところと一致するはずです。

是非両者とも力を合わせて賃上げを実現してもらいたいと思います。

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