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日本が誇るスーパーコンピューター『富岳』が東京五輪観戦での新規感染をシミュレーション ⇒ 反対派の懸念していた感染拡大は一桁だと判明。


東京五輪の開催にあたって反対派が唯一にして最大の拠り所が新型コロナウイルスの新規感染者の増大です。

確かに感染拡大の懸念があるなら、無観客開催も致し方ありません。

しかし反対派の主張には明確かつ客観的な根拠はいつもありません。反対派の主張の根拠はいつも感情的なもので、議論を行う余地すらないのです。

そんな反対派とは異なり、理研が日本が世界に誇るスーパーコンピューター『富岳』が観客を入れた場合のシミュレーションを行い、その結果が公表されました。その結果は、新規感染者は1桁というのです。

反対派は『富岳』のシミュレーションに対してどのような反応を示すのでしょうか。

最悪のケースもシミュレーションした『富岳』。。。最悪でも5人以下と判明。。。

観客を入れるのか入れないのかの議論が続いている東京五輪ですが、有観客にした場合、東京五輪反対派の活動が更に活発になることが予想されます。

開催が目前に迫っていることから、観客の有無を検討する時間には限界があります。そのような中、スーパーコンピューター『富岳』がシミュレーションを実施しました。

 文部科学省は7月6日、東京オリンピック・パラリンピックの競技会場である新国立競技場での新型コロナの感染リスクについて、理化学研究所(理研)のスーパーコンピュータ「富岳」を使った飛沫感染のシミュレーション結果を発表した。マスクを着用した観客1万人が競技を4時間観戦した場合の感染リスクは、最悪のケースでも5人以下という。

理研は東京都内の市中感染率を約0.1%と仮定し、国立競技場の1階席に観客が隙間なく着席するケース、空席ありで着席するケースそれぞれに、風向きの前後を考慮した4パターンで試算した。

その結果、観客が間を空けて座り、競技場の設計通りに後方から風が吹く場合に、新規感染者は限りなく0に近くなる一方、密に着席し、前方から風が吹いた場合は全観客に対し4.7人の新規感染者が出るという。ただし、観客がマスクをしなかった場合のシミュレーション結果について文科省は公表していない。

引用元 観客1万人がマスクを着ければ新規感染者は1桁? スパコン「富岳」で五輪観戦をシミュレーション

最悪のケースでシミュレーションをしてみても、『富岳』は一桁台の新規感染者数と予測しました。

観客がマスクをしなかった場合のシミュレーションは公表されていないとのことですが、萩生田文部科学大臣は、『一般的には観客にはマスクを着用してもらう』と明言もしています。

こうした根拠をもって、人々に説明することは良いことだと思いますが、一部の人達には、『富岳』のシミュレーションが不都合なようです。

東京五輪反対派には到底受け入れられない『富岳』のシミュレーション

政府と東京都、そして組織委員会には、『富岳』の結果を踏まえた上で観客の有無を考えてもらいたいと思いますが、東京五輪の反対派は、このシミュレーション結果に猛反発しています。

 ツイッターでは「もう少し有用なことにスパコンを利用すればいいのに」「席と席が空けば感染リスクが減るというなら、時短営業している飲食店も空席を設けたら営業時間を戻しても大丈夫だよね」などの声が寄せられ、立憲民主党の小沢一郎衆院議員は事務所のツイッターで「正に結論ありきの大本営発表。こんなことを誇らしげに発表したところで国民の不信感が増すだけ。大体、五輪の人流全体への影響の試算が先だろう。いい加減、茶番はやめるべき」とツイートした。
引用元 東京五輪1万人入場でも国立競技場の感染リスク「低い」スパコン富岳の試算に憤りの声が噴出「交通リスクも計算しないと」

国立競技場と飲食店を同列に考えている意見は論外ですが、小沢一郎衆議院議員は『大本営発表』とまで言っています。政府側が出す情報に『大本営発表』というレッテルを貼り、議論を避けています。

不都合な事実に『大本営発表』とレッテルを貼る行為を、在職年数が長い国会議員が行っていることに驚きを禁じ得ません。

観客の有無について、客観的な主張をせずに感情的な主張を繰り返していては議論になりません。政府、東京都、組織委員会には客観的な判断を求めたいと思います。

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