新型コロナウイルスの感染拡大が続く旭川市。立憲民主党推薦で当選した旭川市長が、病院の懸命な訴えをスルーしていた!?危機管理が出来ないのは立憲民主党と同じ?!
新型コロナウイルスが猛威を振るっている日本列島。旭川市には自衛隊が、派遣される事態にまでなりました。
北海道が、医療支援が必要と判断し、防衛省に自衛隊の派遣を要請しました。要請を受けた防衛省が、北海道への災害派遣命令を出しました。
逼迫した医療現場を支えるために、派遣される自衛隊。その自衛隊が派遣される旭川市では、国内最多のクラスターが確認されています。
自衛隊が、旭川市に派遣されることが決まったのが8日ですが、病院側が旭川市に対して、自衛隊の派遣を願い出たのは、11月25日です。病院側が切迫した医療体制を受けて、自衛隊派遣の要請を旭川市に行いましたが、なぜここまで、自衛隊の派遣が遅くなったのでしょうか。
そこには、立憲民主党の推薦を得て、旭川市の市長に当選した西川将人市長の存在がありました。
旧民主党が、東日本大震災で危機管理能力がなかったのと同様に、西川市長にも、その能力がないようです。
病院側の切実なる要請を、即座に却下した西川市長
新型コロナウイルスの国内最多のクラスターの発生等によって、看護師不足が深刻になっているのが北海道の旭川市です。9日の午前に災害派遣で、派遣された陸上自衛隊の看護官らが、旭川市に到着しました。
到着した自衛隊は、2チームに分かれて「慶友会吉田病院」と「北海道療育園」で、医師の補助や患者らの看護にあたることになります。
医療現場が逼迫した状態で、派遣されることになった自衛隊ですが、病院側は、早くから、自衛隊の災害派遣を旭川市に対して求めていました。しかし、災害派遣が叶わなかった原因は、旭川市長を務める西川市長の判断にありました。
大きな注目を集めたのは、北海道旭川市の「慶友会吉田病院」だった。旭川市では、医療機関でのクラスターが相次ぎ、感染者は12月7日現在、「旭川厚生病院」で237人、「慶友会吉田病院」で184人となっている。
こうした状況の中、「慶友会吉田病院」では12月1日付の「新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ(第19報)」(現在は削除)で、11月25日に西川将人旭川市長に対して、「“医療崩壊”とも言うべき状況」であるとして「災害」への認定とともに、「自衛隊看護師の派遣、感染予防具の供給」などを要請したが、「“即座”に却下された」ことを明らかにした。
「新型コロナウイルス感染症発生のお知らせ(第19報)」は吉田良子理事長名でホームページに掲載したもので、その具体的な部分を原文のまま、以下に掲載する。(略)
2.旭川市役所について
旭川市に対してはこれを「災害」と認定して、自衛隊看護師の派遣、感染予防具の供給、等を道に依頼して欲しいとの要請を行いました。しかしながら西川市長からは「公共性」「非代替性」を満たさないとの理由から即座に却下され、ここでも対応が遅れる事態となり、その後の更なる感染拡大を招く事態となりました。
西川市長は、医療現場の切実なる要請を即時却下していたのです。病院側の主張では、西川市長の判断によって、更なる感染拡大につながったとされています。
西川市長は、2018年に実施された旭川市長選挙で、立憲民主党の推薦等を得て当選してます。立憲民主党が、旭川市の現状を批判的に言及しない理由はここにあるのかもしれません。
更にです。西川市長の対応はあまりにも遅すぎたのです。
行動が遅い西川市長と立憲民主党
西川市長も流石に、まずいと思ったのでしょう。地元選出の立憲民主党衆議院議員の佐々木隆博氏に「緊急要望」を託したのです。それが、泉健太政調会長に渡ったのは、なんと12月7日です。
そして、泉政調会長から内閣官房に緊急要望が渡されたのは、12月8日です。
改め言いますが、病院側が切実なお願いをしたのは、11月25日です。立憲民主党に関係する人達は、政府の批判に使えるものに関して即座に反応するのに、国民の生活に関わることは、この調子なのでしょうか。
病院側からのお願いを即座に断った西川市長も、本家立憲民主党と同様に、やっている感を必死に出しているのでしょう。
国民にとって、「立憲民主党」という名前は、今後、有意義か否かのメルクマールとして役立ちそうです。