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米国に深刻な被害を与えているフェンタニル。日本国内の拠点を見抜けなかったのは。。。

中国は、合成麻薬フェンタニルの主要な原料供給国として、特に米国における深刻な薬物過剰摂取問題と深く関わっています。この問題は米中間の外交問題に発展しています。

米国では深刻な被害となっていますが、最近では日本も経由地として関与していたことが確認されています。しかし、それは日本の当局が発見したのではなく、米国の捜査で判明したのです。

日本が独自で発見できなかった国内の中継拠点

米国ではフェンタニルの蔓延が「史上最悪の薬禍」と呼ばれており、深刻な社会問題となっています。

米国ではいま、史上最悪と呼ばれるフェンタニルが広がっています。23年には薬物の過剰摂取で、およそ11万人が死亡とのことです。

ジョージ・グラス駐日米国大使は、合成麻薬フェンタニルなどの密輸問題に関して、中国共産党が意図的に関与し、この危機を煽っていると公の場で強く非難しています。

フェンタニルは、日本では医療用麻薬として厳格に規制・管理されており、米国のような大規模な乱用は確認されていません。ただし、日本がフェンタニル密輸ネットワークの新たな中継拠点として利用されていたことが確認されています。 フェンタニルの違法な流通において、日本は主にアメリカへの中継地として利用されていることが、近年の米麻薬取締局(DEA)の捜査や報道で明らかになっています。

問題は日本が国内に拠点があったことに気付かなかったことです。外国勢力の動きを把握する仕組みが日本にはないことが大きな原因となっています。

現在は厚労省を中心に監視が強化されていますが、日本版CIAが存在していたら米国に指摘される前に、独自に発見できたと思います。

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