党内での石破おろしが地方にも広がっています。各県連でも退陣を求める声が次々と上がっています




『参院選の大敗などを受け、“石破おろし”の動きが止まりません。自民党の青年局は石破総裁ら執行部に対し、公然と辞任を要求。同党の地方組織の都道府県連でも、退陣を求める声が次々と上がっています。“ポスト石破”をめぐる動きも出てきています』とのことです。

党内でも村上総務相や岩屋外相など側近の閣僚や一部の議員は石破首相を支持しているようですが、党内では自民を求める声が広がり、地方にも広がっているようです。

「日本テレビは47の自民党都道府県連にアンケートを行い、25日午後2時までに33の回答を得ました」とのことで、「このアンケート結果に私たちの取材を加えると、『辞任を求める』と回答したり、組織決定したりしたのが11カ所。 組織決定はしていないものの、役員などが『辞任の必要がある』という認識を示したのが6カ所。合わせて17道府県となりました」と、半数強から辞任求めてる意見が出たと言います。一方で、首相を支持すると回答した県連は、首相のお膝元の鳥取県のみだったそうです。鳥取県連の幹部は『地元が批判したら、その時はいよいよ終わり。私たちは見放すなんてことはしません』と話していたそうです。

ここまで反発が大きいと、辞任しなければ本当に党が分裂する恐れがあります。石破首相は選挙の責任を巡り、時の首相に辞任を迫った経緯があるだけに、このままでは収まらないでしょう。今後の自民と自身の政治生命を考えるのなら、引き時は今しかないと思います。




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