枝野氏、〝一兵卒〟で再始動。。。「原点」の辻説法再開へ
今日、立憲民主党の代表選が終わりを迎えました。決選投票の結果、逢坂氏を破り新代表になったのは、泉健太氏でした。
その立憲民主党の代表選の中、前代表である枝野氏が動き出したと産経新聞が報じました。
衆院選での低迷の責任を負って立憲民主党代表を辞任した枝野幸男氏が、地盤とする衆院埼玉5区(さいたま市大宮区、同市北区など)での活動に力を注いでいる。党代表として多忙だったことや新型コロナウイルス感染拡大を理由に取りやめていた選挙区内での辻(つじ)説法を今月から再開した。足場を固め直し、〝一兵卒〟として再起の機会をうかがう。
「初心」に立ち返ろうという思いの表れだろうか。29日朝のJR宮原駅(北区)前での枝野氏の演説は、「政策新人類」として注目された若手時代を思い起こさせた。約1時間の訴えの大半は自らが描く経済政策の説明に費やした。
介護や医療に関する消費の意欲は低くないと指摘し「ほしいと思っているものがたくさん売り出される方向に政策誘導していかなくてはならない。高齢者介護や子育て支援は公的な関与が必要なサービスだ」。
さらに、正社員として働く人を増やすことや介護士、保育士らの処遇改善の必要性を唱え「金融緩和だとか規制緩和だとか公共事業だとか、昭和の時代遅れのやり方をやってきたから景気はよくならなかった。モノを中心とした経済を、暮らしの安心と快適に必要なサービスを提供できるようにし、それを買えるよう所得を底上げする。これが経済対策だ」と強調した。
その上で「辻説法にこそ政治の原点がある」と演説を締めくくった。
https://www.sankei.com/article/20211129-EMFD54D2Y5JPFNXMQP32DKU3PQ/
代表を辞任したのち、本当に単なる一兵卒になるのか、党内に影響力を残すのでしょうか。新たに代表に選出された泉氏が枝野路線を継承するか否かで、立憲民主党の未来が左右されるのではないでしょうか。