
伊東市長選挙、当選者20人で“田久保派”は1人です。税金の無駄使いとの指摘も
19日に投開票が行われた静岡県伊東市の市議会議員選挙の結果ですが、『定数20のうち学歴詐称疑惑のある田久保氏への再度の不信任決議案に賛成する意向を示す19人が当選する結果』となりました。
この結果について、元自民党衆院議員の金子恵美氏は、「不信任に反対する議員を7人集めなければいけなかったところ、3、4人の候補の方しか支持していない状況。このままいけば不信任案が可決されるという流れになりますが、6200万円(の経費を)かけ、議員の任期を2年間残してまで選挙をした意味があると思いますか?」と指摘しました。
要するに金子氏は市税の無駄使いと指摘したのです。金子氏の指摘に田久保氏は「あの、どうしても、そこが切り取られてるんだなというのはもちろん認識はしていますが」と切り出し、「私がとどまるために何を集めるとか、そういった目的のための選挙ではありません。やはり、この街が前に進むため、それぞれの市議会議員候補が自分の政策をしっかり訴えかけていただき、市民がそれを見て選んでいく。それがいちばん大切なことだと思います」と、反応したそうです。
これで不信任が再可決されれば、再度市長選が行われます。またも市税が投入されます。市政を混乱に陥れたばかりか、多額の税金の無駄使いをさせてしまったのです。
最初から学歴詐称を素直に認め、謝罪していればここまでの事態に発展しなかったかもしれないと考えると残念です。
