
野党内に“石破総理即退陣”の声大きくなく、立民内から「今やめられたら困る」と本音が漏れています
衆院選に続き、参院選でも惨敗した石破執行部の退陣論は、自民党内で高まっています。一部の野党党首は首相退陣を求める声があがっていますが、全体ではそれほど大きくなっていません。
今自民党は首相の進退を巡り、党内分裂の危機にあります。石破首相が続投を表明したことを巡り、首相に近い議員や一部閣僚は首相を支えることを表明していますが、党重鎮や中間から若手議員まで首相退陣を求める声が上がっていますが、いつもは騒ぐ立民が大人しいのです。
本音を漏らす立民
党内で意見が割れる自民の一方で、『続投を表明している石破総理に対しては、野党内では「即時退陣」を求める動きは大きくありません』とのことです。
理由については『来月1日からの臨時国会までに退陣表明があれば、新たな総理を選ぶ総理指名選挙の実施も想定されますが、立憲は野党をまとめられていません。政権交代をうたう立憲ですが、ある幹部は「戦略が立てられておらず、今やめられたら困る」と本音を漏らします』とのことです。
石破首相が左翼から支持されているのか、石破首相のままなら自民はもっと崩壊すると見越してのエールかはわかりませんが、こういった声があがっている少々を自民支持層が許すはずがないと思います。
立民から本音が漏れているようですが、参院選の結果や、選挙後の政党支持率を見ていると、とても野党がまとまれる状況にないと思います。首班指名もそうですが、もし、自民が総裁選を行い、総裁が入れ替わった状況で解散総選挙などやられれば、一番困るのは立民かもしれません。