
熱海土石流災害めぐり責任のなすりつけ合いで、被災者遺族らが取り残されているとのことです
静岡県熱海市の大規模土石流を巡り、旧土地所有者の不動産管理会社と現所有会社の元経営陣らと行政の間で責任のなすりつけ合いになっているそうです。
静岡県熱海市の大規模土石流は、3日で発生から4年となった。不適切な盛り土が崩れて土砂が約2キロ下まで流れ、「人災」と指摘されるが、原因に関する法的判断に決着がつかない。県警の捜査は続き、遺族らが起こした訴訟は被告の会社と行政が責任をなすり付け合う事態に。裁判は来年度中の判決言い渡しが見込まれるが、審理は平行線。遺族らは取り残されている。
遺族らは21年8月以降、旧土地所有者の不動産管理会社と現所有会社の元経営陣らを順次告訴した。違法な盛り土を認識しながら踏み込んだ措置を取らず住民を死亡させたとして、熱海市長も告訴された。
引用元 熱海土石流4年、原因はどこに? 責任なすり合い、遺族取り残され
発生後当初から指摘されていましたが、今も「行政が責任を取るべき」と「土地所有者が責任を取るべき」と意見が割れています。
なかなか結論が難しい問題ではあると思いますが、遺族が取り残されているという状況は残念でしかありません。
