
野田代表が「次期衆院選で政権交代を実現できなければ、代表を辞任」と発言も不信任案提出はまだ未定です…また、今の状況で勝てると思っているのでしょうか?
立憲民主党の野田代表は9日、次期衆院選で政権交代を実現できなければ、代表を辞任する考えを示していました。
石破首相も、不信任案が提出された時点で解散を明言しているので、衆院選に持ち込むには内閣不信任案を提出すればいいのです。
衆参同時選挙の覚悟が野田代表にはあるのかと思いましたが、まだ提出の判断を決めかねているようです。
野田代表、大風呂敷を広げる
今月9日、『立憲民主党の野田佳彦代表は9日、次期衆院選で政権交代を実現できなければ、代表を辞任する考えを示した。日本外国特派員協会での記者会見で「ホップ・ステップ・ジャンプで政権交代を実現するため、昨年秋の党代表選に立候補した。実現できなかったら当然、代表を辞める」と述べた』と朝日新聞が報じていました。
この時期でのこの発言です。衆参同時選挙への意欲とも取れますが、『立憲民主党は17日、今国会中の石破内閣不信任決議案提出の是非を巡り、大詰めの調整に入った。野田佳彦代表は、日米関税交渉や中東情勢を見極め、近く最終判断する』と、まだ決めかねているようです。
党幹部の小川幹事長も重徳政調会長も「野田代表が判断する」と慎重な姿勢です。
それとも、任期満了日2028年10月26日のことを言っているのでしょうか。だとしたら随分先のことを語っています。
かつて泉前代表も「衆院選で獲得議席が150に届かなかった場合は代表を辞任する」と語って話題となりましたが、立民はわずか2議席届きませんでした。自民の大失点があってやっとこの結果です。政権交代となれば更に議席を上乗せするか、自公政権のように、他の野党と強固な連立関係を構築しなければなりませんが、党の支持率は10%程度を行ったり来たりだし、他党との関係も今のところ共産以外は立民と距離を置いた状態です。
足元を見ず大風呂敷を広げただけの発言で、全く信用に置けません。意欲は買いますが、現状を把握せずこの様な適当な発言をする政権などごめん被りたいです。