立民と国民民主党の再結集に『そういう声強い』と泉代表が言及するも、国民民主党は否定的な姿勢を示しています。。。


立憲民主党の泉代表がまたしても政局を起こそうとしているのでしょうか。。。泉代表は国民民主党との再結集について『そういう声強い』と感じているそうで、国民民主党との再結集に期待を滲ませています。

泉代表は人々が期待していることを理解しているのでしょうか。人々が期待しているのは政局ではなく、コロナ禍から立ち直る為の政策です。いつまで野党内政局に明け暮れるつもりなのでしょうか。少なくとも私の周りには、そうした声は何もありません。

この泉代表が期待を寄せる国民民主党との再結集ですが、国民民主党側から不快感を漏れ伝わってきています。

国民民主党への片思いにいつ気が付くのでしょうか。。。

再結集の声に耳を傾ける泉代表。。。

立憲民主党と国民民主党は、元は民主党ですが、今では両党ともしっかり別路線を歩んでいます。別路線を歩んでいるにも関わらず、泉代表は国民民主党との再結集への声に期待を隠そうともしていません。

■立憲民主党・泉健太代表(発言録)

(17日に開かれた連合出身の議員の会合で立憲民主、国民民主両党の再結集を求める声が相次いだことを問われ)そういう声は私も強いと思うし、有権者にもある。より大きな「政権の選択肢」をつくるために、「生活者、働く者の声が通る政治」をつくるために、大同団結をすることができないのか、という考え方は非常に大事だ。

どの政党でも違いを列挙すればいくらでも出てくる。立憲民主党と国民民主党が「違い」を強調し、差別化をはかる関係から(脱し)、「本来は共に歩むべきだ」という思いを持っている方々が多かったという機運があることは忘れてはいけない。
引用元 立憲、国民民主の再結集「そういう声強い」 泉代表が言及

再結集に向けた機運があることに期待を滲ませていますが、結集しては分裂を繰り返してきた歴史を忘れてしまったのでしょうか。

仮にまた再結集すれば、期待よりも政治不信が高まるのではないでしょうか。

泉代表が言及した『声』ですが、もう一方の当事者になる国民民主党側にはそのような気は毛頭ないようです。

国民民主党が不快感を示す再結集。。。

立憲民主党側からすれば、回復の兆しすら見えない党勢の為にも、国民民主党との再結集は必要なことなのかもしれません。

ですが、独自路線で存在感を強める国民民主党からしてみれば、極左と再結集することに何らかの利点があるとは思えません。

国民民主党の幹部は再結集について不快感を隠そうともしていません。

一方、立民との共闘に距離を置く国民民主党幹部は「合流なんて、ありえない。立民と合流したいと思っている議員なんて、うちの組織内議員にはいない」と突き放す。永田町では、この動きが野党合流につながると見る向きは少ない。連合OBも、この懇談会が政局につながる可能性は「立民側の願望だ」と冷静な見方だ。
引用元 「立憲と国民と連携したいって言った直後に、考えられない」連合会長が自民幹部と極秘会談 連合系議員が野党合流呼びかける中

この国民民主党幹部の発言は、先日立ち上がった『連合出身議員政治懇談会』を指してのものですが、再結集について拒否感を示していることは明白です。

立憲民主党には国民民主党との再結集に期待があるのかもしれませんが、誰がどう見てもそれはただの『片思い』でしかありません。

国民民主党には相手にされていないことに気が付くべきです。国民民主党が前回の選挙で議席を何故増やすことができたのかもしっかりと考えるべきです。物事には理由があるのです。立憲民主党が議席を減らしたのは、有権者が減らしたいと思ったからです。そして人々が何を期待しているのかにも一刻も早く気が付くべきです。

政策よりも政局を続けていれば、極少数の立憲民主党支持者ですら、立憲民主党を見放す日は近いと思います。

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