
不信任案提出めぐり、辻元氏が「肝試しではない」「主要野党は一緒に腹くくれんのか」と他党を牽制です。その前に党内の意見をまとめるのが先かと。。。
国会の会期が残り2週間となる中、石破内閣への不信任決議案が提出されるかが最大の焦点となっています。
野党第一党の立民は国会の情勢を見定めると慎重な態度ですが、党内からは反発の声もあり、対応が迫られています。また、野党からも国民民主や維新が「野党第1党なら内閣不信任を」と提出を煽っています。
石破首相も内閣不信任案が提出された時点で解散する考えもあるようです。
国会会期が迫る中、立民は判断を迫られているのですが、辻元代表代行は「肝試しではない」として、提出を促す維新や国民民主など他の野党の覚悟を問いました。
党内をまとめるのが先では?
野党の意見を聞く前に党内がまとまっていません。小沢一郎議員が「野党は解散総選挙を喜ばなければならない。不信任案が通るかもしれないときにやらないなんて、バカじゃないか」「過半数がなかったから、しょっちゅう不信任案を出していた。過半数を持っていない時に一生懸命に不信任案を出して、通りそうになったら出さないとなったら、どういうことだ。これほど、国民を馬鹿にした話はない」などと訴えていると思えば、枝野幸男元代表は「国益を考えた時には決してプラスにならない」と提出に慎重な意見を述べています。
野党の結集が前提の前に、党内の意見をまとめるのが先ではないでしょうか。しかも、国会はあと2週間しかありません。この間に党内をまとめ、他党と協議して共同提出するところまでまとめられるか疑問です。
この期に及んでドタバタしている政党に政権交代を訴えられても国民は困ります。
