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会期末解散について『受けて立とうじゃないか』と語る安住国会対策委員長です⇒ 前回は1日で『受けて立つ』から『党利党略だ』と変遷しましたが、今回はどうなるのでしょうか。。。

岸田総理が衆議院を解散するのではないかとの憶測が広まっています。その憶測に気が気でないなのが野党第一党の立民です。

立民の安住国会対策委員長は、『受けて立とうじゃないか』と解散を見据えた発言をしています。しかし、安住国会対策委員長の過去の発言を見てみると、3月末にも『受けて立つ』と発言していましたが、その翌日には『党利党略だ』と批判に転じていました。

今回も威勢の良い姿勢を見せただけなのではないでしょうか。。。

安住国会対策委員長が衆議院解散に『受けて立とうじゃないか』と発言

政党として一番大事な選挙にめっぽう弱い立民ですが、衆議院の解散に関する報道について過敏に反応しています。

今国会の会期末に岸田総理が衆議院を解散するのではないかという憶測について次のように語っています。

立憲民主党の国会対策委員長で宮城県連代表の安住淳衆議院議員は5月13日、今国会が会期末を迎える6月21日頃の衆議院解散の可能性が取りざたされていることに触れて、「受けて立とうじゃないかと思っている」と覚悟をにじませました。
中略
立憲民主党宮城県連代表・安住淳衆院議員:
「来週開かれる広島サミットの後に総理がどういう決断をするかわからないけど、解散というのは選択肢として私は総理は持っていると思うので、こちらもあるものだと覚悟をして準備を進めたい。(7月の)仙台市議選と同じ時期に衆議院の解散総選挙を誘発する恐れもあります。しかし私はそれでも受けて立とうじゃないかと思っています」
引用元 「受けて立とうじゃないかと」立憲国対委員長・安住代表 国会会期末の“解散”見据え

受けて立とうじゃないかと語る安住国会対策委員長ですが、同様の発言は過去にもありました。

3月28日に市川市での街頭演説で『われわれ野党は受けて立たなければいけない。いいチャンスかもしれない』と語っているのです。

この二つの発言を見れば安住国会対策委員長が一貫した姿勢で衆議院の解散に臨んでいるように思えます。ですが、安住国会対策委員長は市川市で街頭演説を行った翌日の29日には次のように語っているのです。

立憲民主党・安住国対委員長:「私は(前回の衆院選から)1年5カ月の任期でいきなり解散というのは、やったらよほどの党利党略じゃないかなと思っておりまして、大義がない解散というのは、今までほとんどないんですよ」

安住氏は続けて、“早期解散”報道が出ている背景について次のように自説を展開しました。

立憲民主党・安住国対委員長:「野党の(選挙)態勢が整わないうちに、もしかしたら自分たちの都合で解散をしようという、よこしまな考えが、もしかしたら自民党内にあるのが、沸々とニュースで出てきている可能性はあるとは思うんです」
引用元 立憲・安住国対委員長 “早期解散”を牽制「党利党略ではないか」「大義がない」

呆れることに威勢の良い発言をした翌日には、岸田総理を牽制する姿勢に変わっていたのです。

今回の『受けて立とうじゃないか』という発言もどこまで本気なのかわかりません。そしてそもそも岸田総理が解散を匂わせたわけでもありません。みっともない反応でしかありません。

受けて立つ結果、安住国会対策委員長には議席を伸ばせる公算があるのでしょうか。今の立民に一票を投じようとする有権者は極少数の支持者以外にいないと思います。

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