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マイクロプラスチック汚染、深海部に至るあらゆる水深で高濃度…研究者「既に無視できない量に」と警鐘です




『プラスチックの小さな断片「マイクロプラスチック(MP)」について、海洋研究開発機構などの国際研究チームが世界の海洋で行われた調査結果を解析し、海面付近だけでなく、海溝のような深海部に至るあらゆる水深で高濃度で含まれていることを明らかにした。生態系への影響が懸念されており、「既に無視できない量に達している」と警鐘を鳴らしている。論文が1日、科学誌「ネイチャー」に掲載される。』と、読売新聞が報じました。

「MPは大きさ5ミリ・メートル以下の粒子で、ペットボトルやポリ袋などが波などで細かく砕かれてできるほか、研磨剤などにも含まれる。海洋流出が問題となっているが、全体の状況はよく分かっていなかった。」とのことです。

残念ながら、この状況が進むと「どうなるのか」が記されていませんでした。

海洋ゴミが多い国の上位は、主に東アジアと東南アジアの国々で、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどが挙げられます。環境省のデータでは、中国が1位で、陸上から海洋に流出するプラスチックゴミの量が132~353万トン/年とされています。

日本も他人事ではなく、廃プラスチック処理の課題を抱えています。廃プラスチックの輸出大国でもあるため、国内でのリサイクル体制確立が急務となっています。



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