立民議員が国会で杉田氏擁立について石破首相を追及です。なぜ他党の候補者選定に口を出すのでしょう？

12日、参議院本会議にて、立憲民主党の勝部賢志議員が今夏の参院選比例区で杉田水脈前衆院議員の公認を発表した件について、石破総理を追及しました。

『勝部議員は「先の衆議院選挙では、裏金議員であったこともあり公認が認められなかったが、なぜ今回の参議院の比例候補に決まったのか？ また、アイヌ民族への差別的な発言では札幌法務局などから人権侵犯と認定された人物であり、そのような人の公認はアイヌとの共生、アイヌ文化を郷土の誇り・財産として継承を進めていこうとするすべての北海道民への侮蔑であり、断固として抗議する。党総裁として、このような決定を撤回するよう、石破総理総裁のご決断を求める」と述べた』とのことです。

杉田氏については、賛否様々な意見があるようですが、保守層からは人気があり、「アイヌの人たちを差別したのではなく、利権に群がる勢力を非難していた」という用語の意見もあります。実際に、杉田氏もそのように主張していました。

勝部議員の質問に『これに石破総理は「お尋ねの公認につきましては、本人の申請に基づき、自民党の選挙対策委員会による所要の審査を経て、党の選挙対策本部において決定したものだ。個別具体の公認者に関する審査・決定の経緯については、党の内部運営に関わることであり、お答えは差し控える。公認の撤回についてお尋ねをいただいたが、公認の評価については最終的には選挙において有権者の皆様にご判断をいただくべき事柄だ」と回答した』とのことですが、そもそも他党から擁立についての選考をとやかく言われる筋合いはありません。

立民の候補選定は誰にも非難されない完ぺきなものなのでしょうか。