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夫婦別姓、最初は「戸籍上の夫婦別姓ではなく、社会生活で旧姓を使いたいという主張に過ぎなかった」とのことです




『夫婦別姓に関する最初の裁判は、国立大学の女性教授が大学で旧姓を使いたいというものだった(昭和63年)。その後(平成10年)、大学側が旧姓の使用を認めて和解したが、戸籍上の夫婦別姓ではなく、社会生活で旧姓を使いたいという主張に過ぎなかった』とのことです。

「30年前から訴えている」という主張をよく聞きますが、最初は旧姓使用の拡大を求めていたようです。それが30年経過して戸籍上の夫婦別姓を求める動きに変化していったようです。

この変化には人権派、イデオロギー派などが加わったことで主張が変わってきたようです。

夫婦同姓制度は、家族の絆を深めることや、伝統的な家族観を支える目的で導入されました。

選択的夫婦別姓制度の導入が求められていますが、家族の一体感が弱まることへの不安や、子どもの姓をどうするかという課題が生じる可能性などの懸念から、慎重に議論する必要があると思います。




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