衆院選で落選した候補の参院選擁立が立民で目立っています。。。政治塾の意義はあるのでしょうか。。。

参院選に向けて候補者擁立が進む中、立民でも立候補予定者の発表が相次でいます。ですが立民の発表を見ると、昨年の衆院選で落選した候補者の参院選出馬が目立っています。

立民は政治塾を開催し、参院選の候補者を発掘する意向でしたが、政治塾から候補者を擁立するつもりはないのでしょうか。

衆院選では、約500人の受講生に対して出馬までこぎ着けたのは僅か2人でした。立民の政治塾の存在意義は何なのでしょうか。

政治塾の熟成よりも落選者の救済が優先??

夏の参院選に向けて、候補者の擁立に関する報道が増えてきました。立民でも栃木選挙区、京都選挙区で候補者が決定したことが判明しています。

その栃木選挙区、京都選挙区の立候補予定者を見てみると、共通項があるのです。それが昨年の衆院選で落選した人物ということです。

立憲民主党栃木県連は、夏の参院選栃木選挙区(改選数1)に県連副代表の板津由華氏(36)を擁立する方針を固めた。県連幹部が7日明らかにした。10日の幹部会合で決定し、党本部へ公認申請する見通し。板津氏は昨年秋の衆院選栃木1区に立候補し、落選した。
引用元 立民栃木、参院選に板津氏 県連副代表を擁立へ

落選した人物のために参院選はあるのかと思いたくなりますが、立民はそれほど人材不足なのでしょうか。

昨年の衆院選直後、野田代表は政治塾の開講を明らかにし、『政権交代実現のため、一緒に立ち上がってくれる方の参加を期待したい』と語っていましたが、なぜ政治塾から候補者を擁立しないのでしょうか。

選挙区、そして比例代表でも落選者の救済に走る立民に新しい政治を期待することが出来るとは誰も思いません。

立民は“まっとうな政治”を実現するためにも古い政治家の擁立はやめるべきです。

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