ICCがドゥテルテ前比大統領を逮捕です。麻薬戦争「人道に対する罪」とのことですが、フィリピン国民はどう思っているのでしょう

『フィリピン大統領府によると、ドゥテルテ前大統領（79）が11日、国際刑事裁判所（ICC）の逮捕状に基づき逮捕された。ICCは、麻薬密売人の超法規的な殺害を命じた大統領在任中の行為が「人道に対する罪」に当たるとして、ドゥテルテ氏に対する逮捕状を発付した』とのことです。

しかし、やり過ぎたと主張する一方で、「これくらいしないと治安を守れなかった」とドゥテルテ氏を擁護する声もあがっています。

違法薬物を根絶するため「麻薬戦争」を仕掛けるほどのことをしなければ、根絶は難しかったのは事実でしょう。

実際にフィリピン国民はどう思っているのでしょう。ICCは人道に対する罪と言いますが、多数の死者を出しながらもドゥテルテ大統領には支持が集まっていたといいます。フィリピン国民にとってはありがたいことだったのかもしれません。

何が善で何が悪か。かなり難しい問題ですね。