
中国出身の米国人研究者が企業秘密を盗んだ罪を認めました。スパイ防止法のある米国でこれです。日本も制定を急ぐべきです
『中国出身の米国人研究者が21日、核ミサイル発射を検知する技術を含む企業秘密を盗んだ罪を認めた。米司法省が発表した』とのことです。
内容は『カリフォルニア州サンノゼ在住のチェングアン・ゴン被告(59)は、勤務先の研究開発会社から3600以上のファイルを個人の記憶装置に転送したとされている』とのことですが、スパイ防止法が存続する米国ですらこのようなスパイ行為が実際に行われています。スパイ防止法のない日本はどうでしょう。
国会では今後、スパイ防止法制定に向けた議論が進むと思いますが、これまで日本の知的財産がどれほど盗まれたでしょうか。北村滋元国家安全保障局長も「スパイ今この瞬間も暗躍」と語っていて、参院選で当選した北村晴男氏も「スパイ防止法について反対する奴はスパイかよっぽど頭が悪いかだ!」と語っています。まったくその通りだと思います。高市前経済安全保障担当大臣は首相に「日本は諸外国と比べてスパイ行為への対策が不十分」だとして、スパイ対策の法整備を検討することなどを求めています。
野党や与党内の心中議員から反発があると思いますが、必ず制定させてほしいものです。
