自公維が党首会談で高校授業料の無償化など巡り合意です。合意に伴い、維新は予算案賛成へ

『高校授業料の無償化などを巡り、自民・公明・日本維新の会が合意に至り、25日夜に3党党首会談が行われました。自民・公明・維新の3党党首会談での合意では、高校授業料の無償化に向けて2025年4月から11万円8800円を上限に所得制限を撤廃し、私立高校への支援は2026年4月から、所得制限なく45万7000円を上限に引き上げます』とのことです。合意に伴い、維新は2025年度予算案の修正に応じた上で賛成する方針を表明しました。

しかし、公立はともかく、私立高校への支援については異論が殺到しています。

確かに低所得層の選べる高校の選択肢を狭めるべきでないという意見も理解できないことではありませんが、私立に生徒が集まり、公立では定員割れが多く発生し、教員を減らさざるを得ない状況になったとき、教育の質を確保できるのか？という問題があります。

しかも、無償化とは聞こえがいいかもしれませんが、税金で支援するということを忘れてはいけません。

自民は当初、私立高校の無償化には難色を示していました。しかし、維新は予算案を人質に合意を取り付けたようです。あまり気分の良い合意ではないようです。