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立民議員が党大会で「民主党政権は間違ったこと…ない!」と自画自賛です。国民の判断が間違っていると言いたいのですか?

安倍元首相が「悪夢のような民主党政権」と表現しましたが、多くの国民も同じ表現をしています。

何故悪夢だったか?わずか3年の政権で、3人の首相と短命だったことで象徴されます。

しかし、立憲民主党の24日の党大会では民主党政権では「民主党政権は間違ったこと…ない!」と主張したと言います。

良いことだけを自画自賛で、悪いことからは現実逃避?

『立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員は24日の党大会で、平成21年9月~24年12月の民主党政権について「弱っている人がいれば駆け寄り、助けを求める人がいれば寄り添って政策にすることをわずか3年3カ月で成し遂げた」と振り返った』と言います。そのうえで『鎌田氏は大会実行委員長として冒頭にあいさつし、「賃上げが大切だということは、ようやく最近世の中に広がってきたが、根幹となる雇用を破壊し続けてきたのは誰か」と述べ、自公政権を批判した。民主党政権が高校授業料無償化、農家への戸別所得補償を掲げたことなどを挙げて「私たちは間違ったことをしたでしょうか」と会場に問いかけると、間髪入れずに自ら「していない!」と絶叫した』というのです。

確かに良かった点もあると思います。何もなければ野党第一党としての存在価値もありません。しかし、それ以上に失点が多かったから長期政権の実現が不可能だったのではないでしょうか。

特に、外交、安全保障の失点は大きく、不幸にも東日本大震災が発生してしまいましたが、その対応は今も疑問視されています。行政においても事業仕分けは今も汚点として国民の記憶に残っています。経済も株価は絶望的で、極端な円高を招き、企業に迷惑を掛けました。雇用、失業率も第二次安倍政権の方がはるかに改善されました。

つまり、国民の判断により、短期政権となってしまったのです。民主党政権が正しかったというのなら、国民の判断が間違っていたというのでしょうか。

良い点だけ自画自賛し、失敗だった点を総括できないようではとてもではありませんが、国民のイメージは回復できません。自民党の不祥事であれだけのチャンスがあったにもかかわらず、政権交代が実現できなかった理由は、そういうところにあるのではないでしょうか。

 

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