林官房長官が中国ディープシークについて注意喚起です。台湾では公的機関が全面禁止のようです。日本もそうすべきでは?




共同通信は4日『林芳正官房長官は4日の記者会見で、中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が開発した生成人工知能(AI)について「個人情報を含むデータは中国のサーバーに保存され、中国の法令が適用される」と述べた。ディープシークのAIは性能の高さに注目が集まる一方、中国政府への情報漏えいリスクが指摘されており、注意を喚起した形だ』と報じました。

ディープシークのAIについては、産経新聞が3日『中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が開発した生成人工知能(AI)を巡り、台湾の卓栄泰・行政院長(首相に相当)は3日、公的機関に対して利用を全面的に禁止するよう求めた。「国家の情報通信の安全を確保するため」としている。行政院(内閣)の報道官が明らかにした』と報じています。

海外の企業でも制限が広まっているようです。

国会では31日の衆院予算委員会で、自民党の小野寺五典氏が、『当たり前のことをねじ曲げてしまうのがディープシーク。これをご覧になった方、危ないので、ディープシークをダウンロードするのはやめていただきたい』と述べていました。

国民に対しては注意喚起しかできないのでしょうが、政府は台湾のように、せめて公的機関だけでも使用禁止にした方が良いのではないでしょうか。




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