
マスコミが指摘しなかった韓国の問題を指摘していた自民党・中曽根議員です
韓国で大統領の罷免が決まり、日本は6月に選出される新しい大統領と付き合っていかなければならなくなりました。
現状、革新系最大野党の候補が最有力と報道されていますが、仮に野党候補が大統領に就任した場合、気になることがあります。それが一回目の弾劾決議に記されていた文言です。
なんと弾劾決議では、日本と融和的な外交政策をとることを『奇妙な外交政策』などと形容していたのです。こうした問題にいち早く気が付いたのが自民党の中曽根議員です。
罷免が決まった以上、万全な準備の上で韓国と向かい合ってもらいたいと思います。
中曽根議員が指摘していた弾劾決議案の表現
いつまで経っても政権が安定しない韓国ですが、ついに伊氏の罷免が決定しました。罷免を受けて6月に大統領選が行われることになりましたが、伊前大統領に出された一回目の弾劾決議案では、目を疑うような文言が盛り込まれていました。
その文言について自民党の中曽根議員が外務委員会で質問しています。
私が気になるのは、野党から出された一回目の弾劾決議案、ここにはこういうふうに書いてあります。尹大統領は、北朝鮮と中国、ロシアを敵対視し、日本中心の奇妙な外交政策にこだわり、日本に傾倒した人物を政府の主要職位に任命するなどの政策を展開することによって、北東アジアで孤立を招き、戦争の危機を誘発させ、国家安全保障と国民保護義務を放棄してきた。ちょっと目を疑うような文章であります。もし野党が政権を取った場合に、日韓関係は一体どういうふうになってしまうのか、ひいては日米韓はどうなってしまうのか、大変危惧をしているところであります。
引用元 第216回国会 衆議院 外務委員会 第2号 令和6年12月18日
中曽根議員によると弾劾決議案には『日本中心の奇妙な外交政策』『日本に傾倒した人物を政府の主要職位に任命』することが『国家安全保障と国民保護義務を放棄』と記されていたというのです。
この表現を端的に裏返すと『日本に友好的とはけしからん』ということに他なりません。
一連の伊前大統領をめぐる動きは日本のメディアも逐一報道していましたが、弾劾決議案の中身に触れた報道は皆無でした。
中曽根議員は、国際社会における日本の存在感についても『安倍政権以降、数々の多国間の枠組みを日本主導で機能させて、我が国の国際的立場というのは飛躍的に上昇したと言える』と語り、独自の外交戦略がこれまで以上に求められると述べていました。
伊前大統領に弾劾決議案を出した野党、その候補が大統領に就けばまた日韓関係は冷え切った時代を迎えるに違いありません。中曽根議員には指摘した点も踏まえ、日本がさらに存在感を示せるよう政権に対して提案を行ってもらわねばなりません。